あるのではないでしょうか。
途中で諦めそうになったり、涙が出たこともあるかもしれません。
ものごとの上達は、一次関数的に努力の時間と比例していませんからね。
練習1日目は、1mで転び
練習2日目も、1mで転ぶ
練習3日目も、なぜか1.5m
ところが、練習4日目は、突然100m
みたいなことが起きるのが、上達のよくあるパターン
これは、勉強も同じです。
何日勉強しても、何か月か勉強しても1mの状態が続き
諦めたくなるのも似ています。
そして、いったん分かり始めると一気にできるようになるのも同じ
右肩上がりの一直線の上達ではなく
地を這うような状態から離陸する飛行機と同じです。
(ただ、勉強の方は上達が見えにくいので諦めやすいのですが)
よのなかで成功する人の多くは、グリット(GRIT)を持っていると言われます。
その中のRはレジリエンス(粘り強さ)です。
その意味では、学校は教科を教えるところですが
何度も挑戦して正解にたどり着けるようになるレジリエンス(粘り強さ)を
鍛える場所でもあるのでしょう。
と考えると、夏休みの宿題も意味が違ってきます。
問題が解けたかどうかよりも、解くためにどれだけ気持ちを切らさなかったかが
大切ではないでしょうか。
教科書を見る、YOU TUBEの解説動画を見る、友人に聞く
答えにたどり着くまでの粘り強さこそ宝です。
空欄が多いとか、正解数が少ないとかを問題にすると
「提出」が目的になり、答えを丸写ししたり、できるところだけやったりして
その力は鍛えられませんし、学力も上がりません。
これでは、使った労力も時間も無駄になりますから、やる気も低減しそうです。
夏休みもいよいよ中盤
意味ある学習を子供たちが続けていることを願うばかりです。
今回のお話はここで終わります。
次回をお楽しみに
前回のお話はこちら
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