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2024年7月23日火曜日

よのなか先生紹介 岡本朋宏さん

 今日は、日向市建設部市街地整備課の岡本さんを紹介します。


岡本さんは、民間の建設関係のお仕事をされていましたが、地元宮崎で働くことを

決意し、日向市役所に入庁された方です。

彼は、入庁後に日向市駅周辺地区のまちづくりに関わります。

日向市駅は、今や日向市の自慢のアイコン

駅だけでなく、周辺の景観も含めて、まち自体がデザインされ

今も色褪せない魅力に、全国各地からの視察が後を絶ちません。


市役所は、「市民のお役に立つ所」ですが、

市職員として多くの市民を巻き込み、様々なニーズを取り入れての

まちづくりの話は熱を帯びたものでした。

岡本さんの話を聞いていると、市役所職員の心意気が伝わってきました。

そして、未来の日向市のために動いた多くの市民の方々の心意気も。


さて、この日向市駅を中心とした「まち作り」事業のおかげで

駅周辺のイベント実施数は33倍、集客は34倍

空き店舗率は9パーセント減

の実績が上がっています。


「市民のお役に立つ所」の職員の話

こういった数字で示されると納得です。

今回のお話でも、学ぶにしても働くにしても

「何のために」が大切だと、生徒たちは感じてくれたようです。


生徒たちの感想の中に

「誰かの役に立つような人間になる」

とありました。


がんばれ

日向の子供たち


今回の話はここで終わります。

次回をお楽しみに。

前回の宮崎銀行 森さんのお話はこちら














2024年7月22日月曜日

よのなか先生紹介 森 秀樹さん

 今日は、宮崎銀行日向支店の 森 秀樹 次長を紹介します。



銀行は大人にとっては、身近なものですが、小中学生にとっては

名前は知っているけれど、実際何をしているのだろうと思う仕事の一つです。


そこで、森さんは、生徒が興味を示すよう、様々な仕掛けを準備してくれました。

まずは、宮崎銀行の公式キャラクターの名前クイズ

正解は、ユミニくんアイニちゃん

テレビのCMで流れる「夢に会いに行こう♬」は

生徒にも馴染みがあって、納得です。


続いて、銀行口座の作り方クイズ

窓口に行く必要があるか?

正解は必要なし

便利なアプリが紹介されます。


続いて2問ほどのクイズの後、銀行の役割を教えてくださいました。

自分のお金を家で管理するのは、火事は怖いし泥棒も怖い→預金

レストランを開業するのに資金が足りない→融資

電気代や水道代を直接払いに行くのは面倒→為替

といった具合に銀行の役割を生活場面を想定しながら話が進みます。


義務教育は、中学校まで

しかし、銀行の口座の作り方も役割も習わない中で

社会に出る力はついたとは言えませんよね


やっぱり

よのなか先生が必要です。


それにしても

森さんの話の進め方はうまかった。

将来の口座開設者が増えたかもしれません。


今回のお話はここまでにします。

次回をお楽しみに。


次回の日向市役所岡本さんのお話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_23.html 

前回の自衛隊元トップガン 川崎さんの話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_21.html




2024年7月21日日曜日

よのなか先生紹介 川崎達裕さん

 今日のよのなか先生紹介は、自衛隊宮崎地方協力本部の川崎達裕さんです。


軽妙な語り口で、生徒の心を鷲掴みにした元トップガン

まず、話の始まりが面白い。

「あなたは何のために生きていますか?」

「あなたの大切な人は誰ですか?」

「何のために、この学校に通っていますか?」

自衛隊に入ってくださいという話ではありません。

生きる目標を見つけるきっかけ作りによのなか教室を位置付けてくださいました。

(そこから自演隊を目指すのは多くの選択肢の一つ)


話は、自身の物語から始まります。

高校卒業の時に航空学生試験に失敗し、大学に入学されて1年後に決断。

物理や情報処理の勉強をしていた川崎さんは

自分の価値を見いだせなくなり、航空学生試験に再チャレンジをしたのです。

結果は見事合格

「何のために生きる」がはっきりしない毎日に終止符が打たれました。

川崎さんにとって、「何のために生きる」の答えは

大切な家族や仲間や国を守るためだったからで、その方法にたどり着いたのです。


F15に搭乗し、領空を守るために他国の戦闘機と対峙する経験

地球と宇宙のはざまの上空15000mの世界の経験

大切な仲間との助け合いの経験

どこかを攻めるというのでなく、愛する国を守るという自覚


どのエピソードにも

自分らしく生きる川崎さんの生き様の尊さが伝わってきました。


そこで、思い出したのは有名な西洋の昔話

大きな建設現場でとてつもなく大きな石を運んでいる石工の話です。

旅人は3人の石工に話しかけます。

疲れた顔をしている1人目の石工に

「そんなに疲れて切っていて、休みたいだろうに、なぜ石を運んでいるの?」

石工は答えます。

「親方にやれと言われていることをやらないと叱られるんだ」

次に、汗をぬぐって頑張っている2人目の石工に同じように尋ねると

「家族のために稼がないといけないから、やりたくなくても頑張るんだ。」

最後に生き生きと石を運んでいる石工にも尋ねると

「あの丘の上に、誰もが驚くような立派な城を作るんだ。これから

何百年もこの地のシンボルになるはずだよ。完成が楽しみなんだよ」

これは、「何のために」で人のモチベーションが変わることを表した昔話。


はっきりとした目標が持てないまま学校に行っている生徒にとって

「何のために学校に行っているのか」

「何のために勉強をしているのか」

を考える良いきっかけになりました。

「何のために」がはっきりしない中での、学生生活はやらされ感が増して

受け身になりがちですから


今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。


次回の宮崎銀行日向支店 森 次長の話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_35.html

前回のISEC 黒木さんのお話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_17.html








2024年7月17日水曜日

よのなか先生紹介 黒木基広さん

今日は、(有)アイセック 部長の黒木基広さんを紹介します。



アイセックは、日向市で住宅の設計・施工、リフォームなど

丁寧で創意性あふれる仕事で評判の会社です。

なにしろ、ISEC(アイセック)とは、

I Intellectual  知的

S Space    空間

E Environment 環境

C Creation   創造

のコンセプトの会社ですから、黒木さんの話も魅力的でした。


さて、黒木さん

高校時代はラグビーに若いエネルギーをぶつけます。

残念ながら花園の切符だけは逃したものの、

県内のほとんどの大会で栄冠を勝ち取りました。

キャプテンとしてチームを引っ張ったリーダーでもあったようです。


建築業の今の仕事から考えると大学は工学部系かと思いきや

進んだのは工学部ではなく、法学部

卒業後は、設計部門ではなく、住宅メーカーに就職されます。

住宅メーカーの営業ですから、扱う物件の価格は億の世界

学生時代とは比べ物にならない社会の厳しさやプレッシャーを経験し

最後に選んだ道は建築のお仕事でした。

(今や建築士や宅地建物取引士等の資格も持っておられます)


今の仕事にストレートに進んだのではなく、紆余曲折が人生に色を付けています。


今の仕事で大切にしていることとして

「壊れない建物を作る」ことを「3匹の子豚」の建物の話を例に出しながら、

分かりやすくお話しされました。


仕事をして嬉しいのは

まちを作れる

そこで暮らす人の物語を一緒に作れる

ことだそうで、自分も早く大人になりたいと思えてきます。


最後に

「よのなかの仕事はすべて、世の中をよくするために存在します。」

「建築士は安全でおしゃれで楽しい建物を作ることでよのなかを良くしています。」

「みなさんも自分が思うような世の中になるための仕事選びをしてください。」

とまとめてくださいました。


「よのなかを良くするために」の考え方で仕事をすると

ネガティブな気持ちが消えて、ワクワクが押し寄せそうですね。


今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。

次回の自衛隊元トップガン 川崎さんの話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_21.html

前回のアイデア漁業の高田さんの話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/2_16.html






2024年7月16日火曜日

よのなか先生紹介 高田一人さん(2)

昨日に続き、高田さんのお話です。

宮崎県で底定置網は初めての漁法です。

いわゆるファーストペンギンで水産庁長官賞を受賞されています。

(ペンギンは高いところから海に飛び込むことを拒むが、一匹が飛び込むと

他のペンギンも意を決して次々に飛び込む つまり初めに飛び込んだペンギンの

価値が高いという例え)


しかし、彼の挑戦は、そこに留まっていません。

「ウニの畜養」

って聞いたことがありますか?


ウニと言えば高級食材ですが

海洋の豊かな藻場を荒らす邪魔者でもあります。

藻を食べつくしてしまうと、海はごろごろとした岩だらけ

本来、宮崎の海は、サンゴや藻が豊かな海だったのに、寂しい話です。

そのウニは地域によっては、お金を出して駆除されています。


高田さんは、その邪魔者のウニに、廃棄野菜を与えて育てることに成功しました。

邪魔者のウニと捨てられる野菜を掛け算して価値ある食材を作るのです。

もちろん、細かなデータを取りながらの試みでしょうが、

さらに、驚かされたのは、その行動力


彼は、九州大学の栗田喜久准教授を訪ね、研究を進め、

地元の人たちに協力を求めて、邪魔者のウニを宝のウニに変えそうです。


自分一人ではできないところは、補ってくれる誰かとつながって

解決する姿がそこにあります。


人間、誰しも得意と不得意でできています。

中学生の勉強だってそう


豊かな人生にするために

いろんな人とつながっている高田さんの姿は

子ども達に人間関係作りの大切さを強く印象付けました。


キャリア教育の中で大切にしたい力で、人間関係形成能力があります。

しかし、こんな難しい言葉を使わなくても、つながる力の大切さを

その生き方で示してくださった高田さんに感謝です。


今回は、ここまでにします。

次回をお楽しみに。

次回のISEC 黒木さんのお話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_17.html

前回の高田さんのお話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_15.html

2024年7月15日月曜日

よのなか先生紹介 高田一人さん(1)

 今日から、数回にわたって現在活躍中の「よのなか先生」を紹介します。

まずは、7月11日大王谷学園、12日富島中学校に登場していただいた高田一人さんです。



高田さんは、地元、日向市の細島の漁業をされています。

しかも、県内初の底定置網漁法で高単価、時間効率の良い働き方を実現されています。

漁師と言ったら、港を出たら数か月帰ってこないとか、嵐の海で命を危うくする

などとネガティブなイメージを抱く人もいると思います。

しかし、高田さんの漁法は、底定置網まで毎日通い、操業時間も短い方法です。

しかも、定置網は、回遊している魚を根こそぎ捕るのではなく2割程度しか捕れないし、

網目を大きくすれば小さな魚を逃がすことができるそうです。

つまり、サステナブルな漁法の一つです。

さらに感心させられたのは、高田さんは海の様子を水中ドローンを操作し確認し、

捕れた魚の量だけではなく、水温、天候他、諸条件をデータ化しています。

つまり、漁獲を運や言い伝えなどに頼るのではなく、情報分析で管理しているのです。


さて、高田さんは、学校卒業後の仕事として最初から漁業を選んだのではありません。

大学を卒業して、

システムエンジニアとして大手銀行のシステム統合に精を出した20代

そこから一転、サービス接客業の経営を任された数年

その後、最終的には地元に帰ると決めていた彼は、漁業を選んだのです。

親の跡を継ぐ漁業ではありません。

地元の産業を見極めての選択でした。


では、すぐに底定置網を経営したかというとそうでもありません。

数年間、地元の大型定置網で漁を行う乗組員として経験を積んでの独立です。

つまりしっかりとしたインプットの時間があり、そこでの課題意識を

次のステップに生かしているのです。

やらされる仕事ではなく、自分だったらという

「当事者意識」が次のステージに引き上げたのでしょう。


そこで見えるのは、誰かに強制されて学んでいる姿ではなく

自分の課題を解決するために学び続けている姿でした。


学校の勉強は、どうしてもやらされ感が大きいですが

社会に出ても学び続けている姿に生徒たちが何かを感じてくれたらと

思ったところです。


続きのお話はこちらから

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/2_16.html


2024年7月12日金曜日

よのなか教室紹介

 7月11日(木)は、大王谷学園中等部7年生を対象にした「よのなか教室」

でした。

今回のよのなか教室は、これまでのやり方から進め方を大きく変えました。

これまでは、よのなか先生に自由なお任せの形が多かったのですが、

今回は大王谷の先生方がよのなか先生の話を引き出す役を引き受けてくれました。

イメージとしては、「徹子の部屋」

よのなか先生は、まな板の上のコイ

話の興味深さや広がりは、引き出す側の腕にもかかってきます。


結果は

やっぱり、先生方は、大したものです。

引き出す方法は、先生の個性によって異なるものの

先生のナビゲートで、よのなか先生の話が展開されました。


今回のよのなか先生は

宮崎銀行日向支店  森 秀樹 次長

日向市建設部市街地整備課  岡本 朋宏 係長

高田屋 代表 高田 一人 (漁業)さん

(有)アイセック 部長 黒木 基広 さん

自衛隊宮崎地方協力本部 広報 川﨑 達裕 さん

の5人でした。


どの話も魅力的

次回から、そのお話を紹介しますね。





2024年7月10日水曜日

自己管理の力(2)

 昨日、市内中学生の社会体験研修の受け入れ先の開拓のため2つの事業所を

訪ねました。

そこで耳にしたのは、「人手不足」と「働き方改革」

より良い条件を求めて、人材が流れる現実を感じました。


さて、「働く」という言葉

「動く」に似ていますが、人偏(にんべん)がついていますから、

もちろん意味が違います。

以前、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)研修に行ったときに

汗びっしょりで、一生懸命に見えても

付加価値を生んでいなければ、ただ動いているだけだと教わりました。


つまり、パソコンに向かって一生懸命にキーを打っていても

以前に作成したファイルをただ探しているだけなら、働いているようで

動いているだけ。

前日のメール伝達で済むのに、それを忘れていて、

社内を走り回って関係者に伝えているのもそう。

下手をすれば、同僚の「働く」を奪って「待つ」にしている可能性がある。


働き方改革は、単に労働時間や福利厚生だけでなく、働き手の意識の

改革をしなければ進まないと言われたのを思い出しています。

そして、その一つが5Sなのだと。


でも、これって

社会に出て身に着けるものではなく、子どものうちに身に着けて習慣化しておくと

楽になるはずです。


いつも探し物ばかりしている私の反省です。


今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。



2024年7月9日火曜日

自己管理の力(1)

尊敬する校長先生に、自己管理の力の大切さを聞いたことがあります。

ご自身の子育ての話でした。

ご子息は、東京大学をご卒業されて、バイオ関連で東南アジアでご活躍の方です。


その子育てで特徴的なのは、時間管理。

家族の約束として、小学校6年生までは9時半には寝るというもの。

ところが、6年生の息子さんが

「金曜日は、学校の勉強が終わらないから、寝る時間は10時半にして。」

とルール変更を懇願します。

それを聞いた父親(校長)は、

「なぜ、金曜日だけ10時半になってしまうの?」

と質問します。

すると、

「金曜日は、見たいテレビがある。いつも通り勉強をするから、お願い!」

と理由を説明します。


さて、結果です。

申し出は却下


「確かに、10時半までに延ばせば、やるべきことは終えられるだろう。

しかし、その発想だと、中学生や高校生になった時に、深夜まで勉強しなければならなくなる。

そして、結局は次の日までに間に合わなくなる。

大切なのは、時間管理。

決められた時間内に終えるためには、何かを諦めなければならないし、

工夫も必要だ。

学校にいるときも、家でも、隙間時間を見つけることも大切。

それでも、時間が生み出せない時は、何かを諦めるしかない。

優先順位を決めることを覚えないと、後できっと苦労する。」

と諭したそうです。


次の日、学校に宿題を提出する行為は同じでも

しっかり睡眠をとって、元気に一日を迎えるのと

睡眠不足で集中力にかけた一日を過ごすのは大違いです。


1日は24時間

24時間に収まる時間管理をしなければ、結果的にはパンクします。

やりたいことを全部入れ込むのは難しいですから、

辛いですが、何かを諦めるしかありません。


さて、そのお子さんは

中学校になっても高校になっても、しっかり「諦めることを選ぶ」ことができ

目指す目標へ進んだそうです。


すごいですよね。


もちろん、大人でも自己管理(時間管理)は大切。

仕事でも生活でも必要なはずです。

その具体例を「よのなか先生」に教えてもらおうと思います。


先生が口を酸っぱくして言うより、

現実の社会人が、自己管理の大切さを語った方がリアルが伝わりますからね。


今回はここまでにします

次回をお楽しみに。





2024年7月8日月曜日

子どもの本音

 宮崎県キャリア教育支援センターが提供するプログラムに

「ひなた場」というものがあります。

要は、子どもたちに自分を振り返らせ、本音を引き出すものです。


しかし、自分の本音を出すのは簡単なことではありません。

自分の考えを自由に言え、相手に伝えたとしても受け止めてもらえる

安心感が必要だからです。


「ひなた場」は、子どもの本音を受け止める斜めの関係の大人

(親でも教師でもない、理解者)がいて、成り立ちます。

その意味でも、多くの大人が学校にかかわっていただくことが大切です。


ところで、子どもの本音は日頃引き出せているでしょうか?

忙しい毎日を送っていると親から子への投げかけ方は

尋問になってしまいがちです。

つまり、親にとって必要なことを短時間で聞き出すことが優先され、

子どもの本当に伝えたい本音が後回しになるのです。

「今日の宿題は?」「学校からのプリントは?」「明日の準備は終わった?」

は、まさにそうでしょう。


この場面はどうでしょう?

「お母さん、あのね、今日の昼休みタイヤ飛びをしてね・・・・。」

「へー、タイヤ飛びをしたんだ。分かった。

 お母さんは、ちょっと今忙しいから、また後でね」

これは、本音を聞けるチャンスを逃したことになります。


本音は聞かれて答えるものではなく、自分から言い出すものだからです。


もしかしたら、この後、子どもは

「今日は、昼休みに一番大きなタイヤを飛べた。

これまでは怖くてできなかったけど

今日は成功して何回も飛べた。Aちゃんが喜んでくれた。

Bちゃんも挑戦中なんだ。」

と今、何に興味があり、どんな友人関係を持っているのかを

話してくれるかもしれないのにもったいないことです。


今週は、明後日、大王谷学園に5人、金曜日に富島中学校に2人の

よのなか先生にご登場いただきます。


「今日のよのなか先生の話は面白かった。〇〇の仕事って、すごいよ。

よのなか先生みたいに僕も挑戦してみようかな。」

とお父さんやお母さんに自ら語る子供が増えるといいなと願っています。


今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。

小学生のキャリア教育

 「苗半作」という言葉があります。

よい苗を作ることができれば、仕事の半分が終わったことを表現しています。

人間に例えるなら、幼少期が大切だということです。

慶応義塾大学の中室牧子教授も

費用対効果を考えると、子供への投資は大学受験期ではなく、

幼少期にするべきだと言っています。

しかも、国語や数学などではなく、「自制心」を育てることが大切だと。

それを証明するために、アメリカで行われた実験を例に出しています。


実験はこうです。

① 4歳児に1個のマシュマロを見せて

「すぐに食べてもいいけれども、お母さんが部屋に戻ってくるまで

我慢できたら2つあげるよ」と言って部屋を出る。

② 15分後にお母さんが部屋に帰ってくるまで待てるかを調べる

その結果、何とか誘惑を振り切り、15分を待ってマシュマロを

ゲットした子どもは全体の約3分の1だったそうです。

やっぱり、小さな子にとって我慢は難しいことです。


マシュマロを待てるかどうか大したことのないように思いがちですが

結果は衝撃的でした。

その後の追跡調査で分かったのは、我慢できた3分の1は

仕事で成功したり、健康管理がうまく出来ていたのに対して

我慢できなかった3分の2は、難しい人生を歩む率が高かったのです。


今の子供たちの多くは、6(シックス)ポケットの中にいます。

両親の2ポケットと、父方の祖父母の2ポケット、母方の祖父母の2ポケット。

そのポケットにはお金が入っていて

子供たちが何か欲しいものがあると、半年もしないで手に入るのだそうです。

このことからも「自制心」「我慢」を鍛えるのは難しそうに思えます。


しかし、実社会においては、自制心は必要です。


家庭も小さな社会ですから、役割と責任を持たせて続けさせる「お手伝い」を

見直す価値がありそうです。


2024年7月4日木曜日

大王谷学園8年生「よのなか挑戦」3日目レポート(2)

続いては、コープみやざき財光寺店さん

広い店内で生徒を探すと商品補充を頑張っている生徒を発見



体験も3日目ですから、補充業務も少し慣れた感じでした。

お店に方に

「生徒たちの働きぶりはどうですか?」

と尋ねたところ

「仕事を自分から進んでやってくれ、覚えも早いです。助かっています。」

と褒めてくださいました。


そして、暑かったので、農業体験の生徒たちの様子を確認に行きました。

今日は、春ジャガイモの最後の出荷前作業を頑張っていました。


日向百姓会の黒木洋人さんには、暑さ対策も含め、

体験プログラムを工夫してもらいました。

当たり前のように食卓に並ぶ野菜が、どんな人のどんな思いで

作られているかを身をもって理解できたことでしょう。

百聞は一見に如かず

百見は一行に如かず

です。


最後に、日向商工会議所で社会体験をしている生徒たちの様子です。

今日は、日向の町や特産の強みや弱みを洗い、必要経費などを計上しながら

事業計画を立てて、プレゼンをしました。


経営として成り立つかどうかを分析し、提案する機会など

中学生にはないのが当たり前。

貴重な経験として刻まれたことでしょう。

少しでも身になる経験をと商工会議所の若手職員が考えた研修プログラム。

教える側の職員の知見も広がり深くなったら有難いことです。


さて、三日間の社会研修も終わります。

受け入れて下さった事業所の方々にとっては、気苦労も多かったことでしょう。

我が町、日向の子供たちの未来づくりのため、

お力をお貸しいただき有難うございました。




2024年7月3日水曜日

大王谷学園8年生「よのなか挑戦」3日目レポート(1)

 熱中症アラートが出ている日本列島

そんな中、「よのなか挑戦」も最終日

今日の様子をお伝えします。

まずは、昨年のドレッシング選手権金賞の「日向夏ドレッシング」で有名な

(株)ミツイシ さん

この会社は、食品製造、碁石製造、ビジネスサポートの3事業をされている会社です。

今日は、生徒たちが碁石製造部門で頑張っていました。


昔の大河ドラマでは、囲碁の場面が多く登場しました。

そこでは、西郷や大久保が島津の殿様と囲碁を打ちながら、日本の

幕末の難局を乗り切る話をしていました。


日本人と囲碁の繋がりは深く、

相手に敬意を払うときに一目置く、将来のために準備することを布石を打つ

決まった手順で物事を進めることを定石、効果がなく役に立たないことを駄目

と表現するなど、今でも私たちの日常会話の語源になっています。


50年ほど前に国産の蛤碁石製造は資源枯渇のためメキシコ産に移りましたが、

今でもハマグリ碁石を製造加工しているのは日向市だけです。

まさに日向の宝です。


碁石の需要は国外が多く、生徒は碁石セットに同封する紙鶴を折っていました。

受け取った海外の方に、日本らしさがより伝わるでしょう。


また、東京のKONNEで売られている日向の蛤碁石と那智の黒石をセットにした

キーホルダー製作にも挑戦していました。


ミツイシでは、ただの製作の手伝いではなく、その仕事の意味を

しっかり生徒に伝えており、学びが深いなと感じたところです。


また、社員さんの挨拶が、とても爽やかで清々しく

学校で「挨拶を頑張ろう」と口を酸っぱくして言わなくても

素晴らしい大人のモデルに接したら、

挨拶の大切さも学べるだろうと思ったところです。

2024年7月2日火曜日

大王谷学園8年生「よのなか挑戦」2日目レポート

大王谷学園の「よのなか挑戦」は3日間の予定です。

今日は、その2日目をレポートします。

まず、市内の「SEIKADOU(せいかどう)」さん

チーズ饅頭の生地をこねる体験をさせていただいていました。

スウィーツは出来上がりが繊細ですから、教える緒方さんの手さばきも

繊細そのもの。

生徒は少し恐々感がありましたが、緒方さんの丁寧な指導で取り組んでいました。

食べる側ではなく作る側を経験することができ、

世の中に対する認識が深まることでしょう。

次に「ながの屋さん」を訪ねました。

そこには、男子生徒が2名。

職場の方に

「生徒の働きぶりはどうですか?」

と尋ねてみると

「覚えが早くて、手際が良いです。」

と答えてくださいました。その言葉から、嫌々ながらの体験ではなく

前向きな体験だと感じたところです。



次は、「すくすくになた保育園」さん

小さな園児を相手にしている生徒の表情を見ると

笑顔

笑顔はいいですね。

どんな仕事でも、笑顔があると安心します。

心から体験を楽しんでいることが伝わりました。

次は、大王谷にある「大王谷スカイホーム」さん

自分の祖父母世代の方の話を一生懸命に聞いている生徒に

「この体験は、どうですか?」

と尋ねると

「楽しいです。」

と答えてくれました。

人生の大先輩にしっかり寄り添い、話をたっぷり聞かせてもらうことでしょう。

次は、「ミスターマックス」さん

ここでは生徒が、商品の補充業務を体験していました。

台車に乗せた商品を商品だ野の状況に合わせて補充していきますが

分からないときは、ちゃんと社員さんに尋ねて指示を仰いで、頑張っていました。

「分からないときには、聞く」

これができていることが素晴らしいです。

思春期の子供たちは、聞くことを恥ずかしがってしまうことも多いですからね。

最後は、「虹工房」さん

市内の学校の様々な看板を破格値やボランティアで制作してくださる学校の応援団です。

「何とか、先生たちを助けたい。何とか次の世代を育てるお手伝いをしたい。」

と考えて、いつも一生懸命に学校を支えてくださる経営者の黒木さんです。

社会体験学習では、実際の業務の体験も大切ですが

こういったモノの見方や考え方を経営者から直接伺うことも大切な1場面です。







日向中の挑戦(2)

 昨日は、日向中学校のよのなか教室「職業講話」でした。

今回のよのなか先生は

① ()是沢印刷 代表取締役 是沢 利保 さん



② (有)太洋開発 代表取締役   西村 光平 さん



(株)夕刊デイリー新聞社 日向支社 鈴木 博久さん




(株)ケーブルメディアワイワイ メディア局ブランド推進部 次長 

  佐川 大貴 さん



の4人。


   日向まちづくり本部     絵本づくり課、

    ゲーム開発課     キャラクター開発課

の4組織で動いている生徒の学習にタイミングよく入って

アドバイスをしていただきました。


それにしても生徒のPCのリテラシーは大したものです。

日向の特産物である「へべす」をモチーフにしたキャラクターが

コミカルな動きで動いたり、3D化されたりと、自由自在です。


今後は、よのなか先生から指摘された「誰に、どんな目的で伝えるのか」

のコンセプトを固めることも大切でしょう。


今回、よのなか先生は、生徒の学習に伴走した後、フリートークをされました。




4人のよのなか先生からは

ITを含めたイノベーションの変化の様子、地元やお客様への貢献という視点

答えのない問題に挑戦する取り組みの大切さなど

実際の経営場面で感じる「生」の手ごたえをお話しいただきました。

「お仕事ごっこ」

ではなく

未来につながる学びになったと思います。


今後、彼らの発信はどのように発信するの楽しみです。


今回は、日向中学校にとって昨年までの取組ではなく、新たな挑戦です。

生徒の学ぶ意欲を高める倉尾先生のチャレンジとそれを支える学年の先生方

そして、このチャレンジを後押しする岡田校長先生率いる日向中学校に要注目です。


2024年7月1日月曜日

大王谷学園8年生「よのなか挑戦」初日レポート4

 そして、農業を通じて学ぶ「よのなか挑戦」

場所は、日向市の富高地区の奥、市内中心から車で10分程度のところです。

そこに生徒とともに汗を流す飯干校長の姿がありました。



そこには、農園のスタッフの方もいて、一緒に汗をかいていました。

子供たちは、楽しく会話をしながら、サイズの良しあしを互いに確かめながら

結構な量を収穫していました。

 

午後からは、ゴボウの収穫体験

ゴボウを掘った経験がある人も少ないでしょうから

貴重な体験です。

食べ物の値段は、通信費などに比べて安く抑えられがちですが、

今回の経験を通じて、食べ物の有難さやその仕事に携わっている方々の

思いを理解できるといいなと思ったところです。


大王谷学園8年生「よのなか挑戦」初日レポート3

 続いては、イオンさん

バックヤードの入り口から入店し、会議室に行くと

そこには、大王谷学園生に熱く語りかける谷野店長の姿がありました。


イオンでは、衣食住のすべてのニーズに対応できるようにしていること

イオンタウンとして、消費者の細かなニーズまで対応できるように

仕組化していることを教えてくれました。

また、店の入り口に、なぜ、果物が並んでいるのかを

考えさせてくださいました。

もし、肉のコーナーで始めたら、1年間を通して、店の入り口は

肉の色(赤)ですから、季節感も高まりませんし、気分も変わりません。

それに比べ、果物であれば

リンゴやオレンジの色、パイナップルの色、ブドウの色と

季節によって色の変化がありますから、買い物の気分も違ってきます。

色の要素に加えて、「におい」の要素をどう加えるかでも変わるみたいです。

そういう仕事の工夫やアイデアの一部を学び、

この後は食品の畜産、農産、グロッサリーやデリカです。

いろんな工夫を見つけ出してほしいものです。



大王谷学園8年生「よのなか挑戦」初日レポート2

 続いて紹介するのは、スーパー「マルイチ」さんでの「よのなか挑戦」

まずは、高木会長から「働くということ」についてのオリエンテーションです。

体験場所によっては、すぐに職業体験に入る事業所もありますが、

マルイチは違います。



始めに、生徒の価値観を揺さぶる文章を輪読します。

そこには、

「自分の幸せだけを考えたら、幸せにはならない。

人は、人に喜んでもらった時、人の役に立った時に

人生の生きがいを得る。」

とありました。

 そう言えば、私も単身赴任をしていた時

自分で作った料理は腹を満たすことはできたけど、何かが足りなかった。

自分の子供たちが、「美味しい」

と言ってくれた時、同じ料理でも満たされたことを思い出します。


人間って人に喜んでもらった時に

自分が嬉しくなったり、幸せになったりする生き物なのかもしれません。


この後、大王谷の生徒は野菜の生産現場を経験し、パック詰め、販売など

一連の流れを学びます。

その学びの根底に「人のため」があるのですから、それらの体験も

構え方が違ってくることでしょう。


ところで

マルイチの会議室にかかっていたカレンダーに

「気づいた人間ほど、苦労するのは当たり前」

と書いてありました。


すぐに、人と比べてしまう私としては

意味のある戒(いまし)めの言葉に移りました。


生徒たちも、いろんな気づきをし、苦労する中で確実に成長してほしいものです。

大王谷学園8年生「よのなか挑戦」初日レポート1

 夏の太陽が眩しい朝を迎えました。

今日からの3日間、大王谷学園8年生(2年生)のよのなか挑戦が始まりました。

日向商工会議所では3名の生徒を迎えました。

商工会議所職員が事前に準備した立派な名刺を手に

挨拶の名刺交換から始まりました。

「おはようございます。名刺交換をお願いします。

今日から、お世話になります。日向商工会議所インターンシップ生の〇〇です。

宜しくお願いします。」

少し緊張しながらも、立派な名刺交換ができました。

(しかも、職員が準備した結構おしゃれな名刺入れを使って)

多分、人生初の経験でしょうが、もしかしたら、帰ったら家族に自慢げに

自分の名刺を見せるかもしれませんね。

よいスタートが切れました。


この後、ビジネスマーや給与明細書の見方を学び、

午後からは、創業の基本や考え方を学び、明日以降の

市内の事業所巡りの視点を磨きます。

生徒もワクワクです。



よのなか先生紹介 岡本朋宏さん

 今日は、日向市建設部市街地整備課の岡本さんを紹介します。 岡本さんは、民間の建設関係のお仕事をされていましたが、地元宮崎で働くことを 決意し、日向市役所に入庁された方です。 彼は、入庁後に日向市駅周辺地区のまちづくりに関わります。 日向市駅は、今や日向市の自慢のアイコン 駅だけ...