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2024年8月1日木曜日

オリンピックを見ていると ~チームの力~

日本選手のメダル獲得のニュースが毎日のように流れています。

お陰様で、うだるような猛暑に負けそうな気分を吹き飛ばしてもらえています。

破顔一笑のオリンピアンも、悔し涙のオリンピアンも

間違いなくヒーローでありヒロインですから、胸を張って帰国して欲しいものです。


さて、そのヒーローたちのインタビューですが

皆一様に、自分を支えてくれたチームやサポーターへの感謝を口にしています。

やっぱり、一人であの場所までたどり着くことは難しいのでしょうね。


その昔、テレビアニメの主人公は、孤高のヒーローが多かった。

巨人の星の「星 飛雄馬」 あしたのジョーの「矢吹丈」

アタックナンバーワンの「鮎原こずえ」

みなしごハッチの「ハッチ」

懸命な努力やど根性で、度重なる試練を乗り越えるストーリーが思い出されます。


子どもだった私は、凄いなあと憧れもしましたが、オリンピアンを見ると

違う視点で考えてみたくなりました。

それは、チームの考え方です。


皆さんご存じ「アンパンマン」を例にとって、考えてみましょう。

大体ヒーローというのは、強くて賢くて弱みを見せないのがこれまでの定番でしたが

アンパンマンは違います。

まず、顔が濡れると力が出なくなるという大弱点を持っています。

しかも、その顔の取り換えはジャムおじさんやバタコさん、犬のチーズに任されています。

チーズは言葉はしゃべれませんが、アンパン号は運転できるし、パン生地もこねられる。

バタコさんも力はないけれど、正義感は人一倍ある。

そんなチーム力で支えられているアンパンマンです。


一人一人は特別ではないけれど、特別なチーム力や信頼関係で難局を乗り切るのが

格好いいです。


昔、ソフトボールの上野投手が毎試合投げてメダルを獲得した時、

監督は、ブルペンで登板機会はなかったものの

いつでもリリーフに行ける準備をしていた控えのピッチャーに

一番の感謝を伝えたとある本で読んだことがあります。

「彼女が、いつでも登板できる肩を作っていたから、上野は全力で投げられたんだ」

私たちはどうしても日の当たるヒーローに目を奪われがちですが、ヒーローを

支える名もなきメンバーの価値を評価することが大切ではないでしょうか。


子どもたちが生きていく上で大切にしたい力であり、視点でもあると思っています。


今回のお話はここまでにします。

次回をお楽しみに。

次回のお話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/08/blog-post_4.html


前回のお話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_31.html


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