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2024年7月31日水曜日

頭はいいのに、、、

学歴が全く同じでも

「あの人はすごい大学を出ているらしいよ」

「でも、融通が利かないし、孤立しているのよね」

と陰口を叩かれる人と

「あの人の学歴はよく知らないけれど、いつも前向きでチームがうまくいくのよね」

と認められる人がいます。

なぜなのでしょう。

様々な統計データを見れば、学歴と年収には緩い相関関係は見られますが絶対ではありません。


同じ合格点をとるにしても

言われたことを何も疑わずコツコツやった人と

自分で課題を分析し弱点克服の作戦を立て人では

結果は同じでも、経過で鍛えられた力が違うのだと思います。


どうやら認知(数字で測ることができる)の力と非認知の力が関係しているようです。

(非認知の力は、意欲、忍耐力、創造力、工夫、好奇心、回復力(すぐに立ち直る)、社会性などです。)

そのことを踏まえた上で、あなたが社長さんだったら次の4タイプの誰を雇いたいですか?

  1. 認知の力も非認知の力も高い
  2. 認知の力は高いが非認知の力は低い
  3. 認知の力は低いが非認知の力は高い
  4. 認知の力も非認知の力も低い
多分1を雇いたいでしょうし、4は躊躇しそうです。

問題は、2と3です。

どちらが仕事でよいパフォーマンスを発揮するでしょうね。

ここが一番のボリュームゾーンなので迷いどころです。

アメリカの調査によると

3のタイプは結果を出しています。


冒頭の話の陰口を叩かれるタイプは2でしょうか?

(だからと言って、認知の力を軽視するわけではありません。

認知の力も高めるにも非認知の力が必要ですから。)


一人で勉強しようが、学校で勉強しようが同じ点数はとれます。

しかし、非認知の力を児童生徒が個人の努力で伸ばすことは難しい。


学校という枠組みが苦手な子供もいますが、集団で培われるのは

非認知の力ですので、いろんな形で社会にかかわってほしいと思うのです。


今日から8月

夏休み中の子供たちがやるべきは、宿題ばかりではありません。

家族の一員として、役割と責任を持たせて、家事の一翼を担わせてほしいものです。

家事をやり遂げるには、粘り強さ、忍耐、家族の協力など非認知の力も必要ですから。

「あなたが夏休みに家にいてくれて助かった。」

と言われる夏休みを過ごさせること

これは、家庭でできるキャリア教育です。


今回はここまでにします。

次回をお楽しみに。


次回のお話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/08/blog-post.html

前回の話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/07/blog-post_30.html


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