昨日は、夏休みの宿題を提出することよりも、粘り強く取り組むことを
大切にしてほしいお話をしました。
親にとって、子どもが苦労するのは可哀そうな気がしますからね。
しかし、すぐに分かったり覚えられなかったりすることにも
大きな意味があり、貴重な経験となります。
今日は、そんなお話をしてみます。
フランスの有名な哲学者にデカルトがいます。
数学が得意だった彼は、問題をできるだけ小さく分解して考えるように
提案しています。
分からないものを分解する?
食べ物に例えてみましょうか
嚙み切れないスルメを分解するとすればどうでしょう?
嚙み切れない嚙み切れないと嘆くのではなく
小さく嚙み切って、クチャクチャやる
そうすると硬くてどうしようもなったスルメが柔くなって味わうことができる
というわけです。
最初に硬くて歯が立たなかった物に対して、小さく噛み切って
諦めずにクチャクチャやった結果、顎が鍛えられていきます。
次は、少し簡単に味わえることでしょう。
もし、「硬くてごめんね、プリンにしとくね」だったら
顎はいつまでも鍛えられません。
柔いものしか食べられない育て方が、本当に生きる力を育てているのかは疑問です。
学ぶことも同じ
全て教えるのではなく、悩ませたり考えさせたりすることは伸びるチャンスの時間です。
基礎問題では、すぐに答え合わせをすることはいいでしょうが
骨のある問題は、まず子供に任せることが大切です。
勉強における顎を鍛えることになりますから。
となると
家事の手伝いも家庭学習も子供の顎(生き抜く力)を鍛える時間と考えると
子どもへの投げかけも変わるのではないでしょうか?
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに
次回のお話はこちら
https://careerhyuga.blogspot.com/2024/08/blog-post_12.html
前回のお話はこちら
https://careerhyuga.blogspot.com/2024/08/blog-post_06.html
0 件のコメント:
コメントを投稿