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2025年4月9日水曜日

「登校する」「下校する」

 トム・クルーズの最新作「ミッションインポッシブル:ファイナルレコニング」が来月封切されます。

62歳の大スターは、今度はどんなアクションを披露してくれるのか

衰えて燃え尽きそうなスターダストの私には想像もつきません。

さて、映画館に行く時に「登場」、出る時に「下場」とは言いません。

「入場」か「入館」、「退場」か「退館」でしょう。


ところが、学校は、いまだに「登校」、「下校」

全ての学校が山の上にあるわけでもないのに

「登って」「下る」のが学校になっています。


もしかすると、「御上(おかみ)」の意識が、その言葉に含まれているのかもしれません。

役所の勤務が「登庁」「退庁」なのに対して

会社は「出社」「退社」ですからね。


しかし、開かれた学校、コミュニティスクールを目指す時代

学校に登ったり、下ったりするような精神的な段差があるとするならば、それは解消したいものです。

これから学校では、初めての懇談やPTAの総会など、行事も目白押しでしょう。

ですから、学校は「登ったり」「下ったり」せずに済む存在として、皆の知恵を出し合って人育てをする場所になってほしいものです。


なぜなら、大人の見えない意識や価値観は、隠れたカリキュラムとして、子どもたちに伝わってしまうからです。

春の満開の桜とともに、皆で花咲く春を始めましょう。


今回のお話はここで終わります。

次回をお楽しみに。

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