今回のよのなか先生は、和田病院の児玉崇さん。
なんと日向市出身の有名なプロ野球選手、元ヤクルトスワローズの青木選手と小中学校時代のチームメイトです。
小学校時代は宮日旗を制しましたが、中学校では県大会にすら出場できなかったとのこと。
一人のビッグスターだけでは、野球の試合を制するのは難しいことが分かります。
高校は、お母様の病気の関係から将来の道を看護師に定め、進学し、必要な資格を取得。
野球との文武両道ができるほど自分は器用でないと思い、勉学に力を注いだ高校生活を過ごします。
20歳で看護師の国家試験に見事にパスし、23歳で念願のオペ看に。
人間関係に悩むことはありましたが、様々なことを克服し、33歳で難易度の高い感染管理認定看護師の資格を取得。
この資格をもっていると、コロナみたいな感染症流行時に院内での大きな責任を任され、指示を出すことができます。
日向市内には1人しかいないし、県北全体でも5名程度だという資格だそうです。
原点は、母の病気
そこから看護の道を究めたのです。
男性看護師は宮崎県では珍しい時代に、その道を志し、今も学び続けている姿勢が子どもたちの心に響きます。
自分が目標とする大人になるために何をすべきか目標を立て、今、自分がどの段階にいるか、足りない部分は何かを分析する話も印象に残りました。
学校では、目標を学期ごとに立てても、目標の進捗管理は曖昧になることが多いからです。
生徒にも良い勉強になったはずです。
児玉さんは、子どもたちにメッセージを伝えました。
・基本を大切にすること
・自分のことは自分ですること
基本を大切にしてスキルを積み上げ、大人として認められる仕事をしてきたからこその言葉でしょう。
子どもたちの今日が変わるといいですね。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに。
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