さて、今回のよのなか先生は、建設業「七組」の岩本倫尚です。
日向市内の小学校を卒業し、その後に他県の学校に入学し、就職後に家業を引き継ぐことになって地元で頑張っている経営者さんです。
中高時代には音楽に夢中で、かなりのレベルまで極めたらしく、今の音楽界でも有名なアーティストたちと競い合った過去もあります。
今では、その技術を生かし、市のイベントなどでも活躍されていますし、小学校に建設重機などを持ち込んで実演での学習を提供するなど、教育にも熱い関心を持たれている方です。
事前の打ち合わせでも、その軽妙な受け答えや、提案を超えた提案をするなど、本当に力のある方です。
そんな岩本さん
今回の話は、先ず仕事で得られるお金はどこから入るか?
を生徒に考えさせることから始まりました。
・ミュージシャンなら観客やスポンサーなのに対し、建設や土木は公金(納税者)から
・特定のファンのための仕事と違って、建設や土木の仕事は不特定の多くの人のための仕事だあること。
・利益率の考え方
など、分かりやすい例えを使っての説明が子供たちを惹きつけました。
実際の仕事の様子をドローンで撮影した動画を観ることもできました。
しかも、ビフォーアフターが分かる形で。
工事の進捗の様子が早送りの画像で、しかも得意のバックミュージックつきで。
動画を扱った経験がある人なら分かると思いますが、数分の動画編集でも写真や動画を順番を考えて入れ替えたり、音楽のタイミングを合わせたりするのはとても大変です。
今回、岩本さんは、快くよのなか先生を引き受け、何度も動画を作り直すなど、事前の準備がとても丁寧でした。
日頃のお仕事ぶりが想像できました。
さて、仕事で必要なことをコミュニケーション能力と言った岩本さんが生徒にさせたのは後だしジャンケン。
相手の指を見て出すのだから、負けるはずがありません。
会話も同じ。
まずは相手の話をしっかり聞くところからだそうです。
仕事で大切にされていることとして、
・自分自身の生活と成長のため
・悪銭を稼がず、精銭を稼ぐ
・働くことによって社会に必要とされる
ことなども教えてくださいました。
それにしてもレベルが高かった
こんなに分かりやすく、熱く語ってくださるよのなか先生が郷土にいたことに感激です。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに
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