永寿園では、入所者のアクティビティ支援をしていました。
ひらがなで書かれたことわざの中から、単語を抜き出すものです。入所者のお風呂(シャンプー)介助も経験できたようです。
家族が他の施設で世話になっていたとしても、介護をする側の体験は初めてでしょうから、事前学習では見つけられなかった発見もあることでしょう。
設計・建設会社のISECでは、作業現場に生徒を連れていき、現場体験をさせてくれています。
ISECの黒木さんには、これまでに大王谷学園や富島中学校の「よのなか教室」でもお世話になっています。
地元の子ども達の未来づくりに協力的な方ですから、その想いを子ども達はしっかり受け取ってくれることでしょう。
メディキット日向は、今回初めて中学生の受け入れをしてくださいました。
微細でクリーンな工場での体験ですから、受け入れるにしても生徒の体験計画や管理は大変だったでしょう。
生徒に聞くと
「医療用器具の工場のイメージが変わりました。黙って仕事をするのではなく、仕事をスムーズに進めるためのコミュニケーションが大切にされていました。」
工場長さんが
「今回は医療機器製造体験の前に、カテーテルがどんな役割を果たすとか、造影は何のために行う医療行為かなどを学んでもらいました。その意味が分かった上での体験です。生徒さんたちは熱心に体験されていますよ。」
と教えてくださいました。
生徒たちは、未来のつながる学びを重ねることができました。
どこを伺っても、素晴らしい受け入れ態勢、質の高い学びが準備されています。
あとは、学校に帰って、どうまとめるか、どう今の生活を変えるかです。
この挑戦の成否はそこにかかっています。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに




 
 
 
 
 
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