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2024年8月27日火曜日

「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理(ことわり)で末決まる」

江戸時代の子育て教本的な言葉で、

「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理(ことわり)で末決まる」

というのがあります。

三歳までには心を育むことが大切だというのです。


まだ、乳離れも難しい時期に「心」を育むなんて想像が難しいかもしれません。

要は、言葉もあやふやなこの時期に、

親は自分の言動を子供に見せて、徹底的に真似をさせて教えていたのです。

「いただきます。」

「ごちそうさま」

「行ってまいります」

など、強制で学ばせるのではなく

徹底的に真似をさせて覚えさせたのです。

そういう意味では、手本を示す大人は

「子供たちの先生」

だったのでしょう。


私は江戸時代の教育法が最善などとは思ってはいません。

しかし、親が何度も自分の姿を真似させて教えていたことに

考えさせられます。


というか自分を反省してしまいます。


これは今の学校でも社会でも取り入れたい考え方です。

まずは真似るところから始めるのが、成長過程では当たり前の姿。

明るく挨拶のできない先生や大人から

「挨拶ができていない。」 

と言われ、挨拶を強制されたとしても、継続して続けようと思うはずはありません。

小さな子どもは、強制されなくてもテレビヒーローの決めポーズを真似ます。

私たち大人も、真似をしたい大人であるかが大切なのでしょう


2学期が始まりました

当センターでは真似をしたい魅力的な「よのなか先生」を

市内の学校に積極的に派遣します。


今回のお話はここで終わります。

次回をお楽しみに

次回のお話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/09/blog-post.html

前回のお話はこちら

https://careerhyuga.blogspot.com/2024/08/blog-post_26.html




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