平岩小中学校で話をしていただく「黒木猛志」さんと来月初めに予定している平岩小中学校での「よのなか教室」の打ち合わせを行いました。
打ち合わせは、当センターの椎葉コーディネーターが行ったのですが、内容が面白かったので少し紹介します。
猛志さんは27歳
地元の中学校出身で「MFE HIMUKA」の社員さんです。
現在、よのなか先生には、自分史の中のエピソードや仕事の内容の他に
・仕事をする上で人間関係作りをどうしているか
・自己管理やスケジュール管理をどうしているか
・いろんな課題を解決するためにどんな工夫をしているのか
・働く意義は
などを語ってもらっています。
黒木さんにその話を振ると
MFE HIMUKAでは、年齢の上下に関係なく、とにかくコミュニケーションをとることを大切にしているのだそうです。
基本的に国内外のお客様から依頼される製品は、全てオーダーメイドであり、大きさも機能も含めて一回一回異なるもの。
だからこそ、しっかりとコミュニケーションを取らないと、お客様のオーダーから外れた製品になるし、会社としても損失になるので、とにかくコミュニケーションだと教えてくれました。(時には、言い合いになることもあるけれど、それを乗り越えることも大切だとも)
スケジュール管理では、納期を意識して、1日にたくさんを詰めすぎず、確実に毎日コツコツやることが大切なんだそうです。自分はできていなかったけれど、中学生には試験勉強でも同じだと伝えたいそうです。
「仕事における工夫はどうですか?」と話を振ると、「僕は一人で工夫なんてできません。工夫はみんなでやります。」と教えてくれました。一人で課題を解決する方法で悩むのではなく、チームで考えるというのは、学校生活でも生かせそうです。
「何のために仕事をしていますか?」と問うと、「もちろん生活のためです。ですが、やるべきことをしっかりやって誰かのためになって、頂いたお給料で、遊んだり旅行に行ったりできるメリハリは、仕事をやっているから味わえることだと思っています。」
と答えてくれました。
こういったやり取りを事前に準備し、それをプレゼンに反映させ、学校での「よのなか教室」を迎えています。
教えて頂く生徒も学びが深まるでしょうが、よのなか先生自身も自分の仕事を見つめる機会になっているのではないかと、彼の話を聞きながら思ったところでした。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに
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