水先人 奥知樹さんの「よのなか教室」は、嘘つき自己紹介から入りました。
どれか一つが嘘なのですが、その選択肢は
・本当の職業はお坊さん
・航海が好き
・プロボクサーのライセンスあり
子どもたちなりに頭を悩ませ、お坊さんが嘘だと思う子とプロボクサーライセンスが嘘だと思う子に分かれました。
子どもたちは、奥さんの表情や格好をしっかり見ながら予想するので、心の距離も近くなります。
実は奥さんは、プロボクサーのライセンスを持っていたので子ども達もビックリ。
次に、奥さんの人生を振り返ってもらいましたが、紆余曲折あって、海の仕事にたどり着いたことが分かりました。
始めは、小さな興味だった海の実習も、100日にわたるオーストラリアまでの航海が彼を一変させました。
踏み出すこと
経験してみることで
未来が変わったのでしょう。
今、日本のエネルギーも食料も大きく外国に依存しています。
島国の日本ですから、船が止まれば大変になることは想像がつきます。
ところが、外国航路の多くは外国人が船長であり、日本人は内航船とよばれる国内輸送に関わっている割合が高いそうです。
奥さんには、航海士など海の仕事に就くルートを話してもらいました。
その結果、子ども達全員が海の仕事に就きたくなったわけではありませんが、これまでの港の風景とは違う見え方になるはずです。
このように日向市では様々なよのなか先生に登場していただいています。
しかし、よのなか先生の仕事の話が、全ての子供の心にヒットするとは思いません。
時には、心に火がついた子供が、ほんの数人ということもあります。
だからこそ多くのよのなか先生に登場してもらう必要があるのです。
誰の話がヒットするかは子どもたちの個性や興味関心に委ねられますからね。
ただ、多様な人生の選択をしたよのなか先生の話に触れることで、子ども達の職業観が広がり、今の生活を充実させるエネルギーになると考えています。
次回は日本丸船長だった奥さんが子供たちに語った乗組員教育で大切にしていたことを紹介しますね。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに
次回はこちら
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