昨日は、(株)ミツイシの黒木宏二社長をお招きして校長会の研修会でお話を伺いました。
(日本野菜ソムリエ協会主催第1回ドレッシング選手権で金賞に輝いた「日向夏ドレッシング」はミツイシの看板商品です。)
黒木社長から伝わったのは、「想いを社員と共有すること」
地域の財(たから)から価値を見出し、次世代を担う若者のあこがれる会社になることを目指している黒木社長ならではの内容でした。
地域の原料にこだわった真摯な商品づくりや、商品完成までのストーリーを大切にしていることがヒシヒシと伝わってきました。
しかし、そこに至るまでには黒木社長の様々な葛藤などもあったようです。
給与は高いけれども、毎日押しつぶされそうな満員電車で通勤し、他との競争に打ち勝ちながら都市部で生きることの価値観をいったん見直すところから始まっています。
地元には、声をかければ協力してくれる仲間がいる。
まだ、光は当たっていないけれども、磨けば光る「山の幸」や「海の幸」がある。
全国にドレッシング会社はいくつもある。
選んでもらうには、その商品ができるまでの物語が大切であり、その思いを共有するために社員の方々と向き合う時間を大切にしていることが印象的でした。
だからこそ、ミツイシの社員は、自分の会社に夢を持ち、地域の誇れる会社になろうと頑張っているのでしょう。
また、話の中で
・ミッションの大切さ
・人材育成
・伝統と新規事業
・リーダーの育成など
ご自分の経験をもとに、まさに現在進行形のお話でした。
参加された校長先生からは
・当たり前のことを徹底してやる。次世代を担う若者の憧れとなる。このことを学校としてしっかりと考えていきたいと感じた。
・企業にとっても学校にとっても信頼が大切であり、応援されることが一番の推進力だと思います。そのためにも社員のモチベーションを高め、力をつけさせていきたいと思います。
などの感想がありました。
社長、校長と立場はちがいますが、未来の人づくりを共に進めたいものです。
今回のお話はここで終わります。
次回をお楽しみに
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