昨日、財光寺南小学校新1年生の保護者に話をさせていただきました。
伝えたいのは、10歳までの子育てはとても大切だということです。
中学校や高校の先生が
「この学級は、学力差が大きくて大変です。」
ということがありますが、そもそも差があることが普通であり、差がないことのほうが異常だと私は思います。
差があるからこそ、工夫が生まれたり、助け合うことを学べるのだと思うのです。
さて、小学校入学時の「差」は半端なものではありません。
堂々と100まで数えたり、漢字まで読める子がいるかと思えば
じっと座っていることさえ難しかったり、めちゃくちゃ恥ずかしがり屋の子がいたりと、それは大変です。
そういう意味では、小学校入学時の差に比べれば、卒業時の差はずいぶん埋まっていると言えるかもしれません。
そんな大きな差がある集団に入る新入生にとって学校は緊張の極み
それを助けてあげるのは、やっぱり家庭だと思うのです。
「今日はどうだった?」
「なるほど、そんなことがあったんだね。」
としっかり子供の本音を聞き出すことが、子どもの頑張るエネルギーを注入してあげることになるのです。
そうして、たっぷりのエネルギーを学校でつかい切って、また家庭で入れ直す
そんなことを大切にしてほしい。
自分を反省しながらそう思うのです。
忙しくて親の聞きたいことだけを聞いて会話をコントールするのは尋問
子ども自ら話しかけてくることをしっかり聞いてこそ伝わる子どもの本音
始まりは、しっかり本音を聞くところから
今回のお話はここで終わります。
次回をお楽しみに
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