先週、寺迫小学校で(有)クリーン日向の鈴木睦代さんの「よのなか教室」が開かれました。
鈴木さんは、地元日向市出身で、大学卒業後、学校に勤務され、結婚を機にご主人の経営される今の会社で働くことになりました。
はじめは、それまでの仕事とは違うことから戸惑いもあったそうですが、周りの方に助けられ、徐々に仕事に慣れていかれたそうです。
現在、社会全体で環境問題が大きな関心事になっていますが、鈴木さんのお仕事は、まさに最前線のお仕事です。
会社の名前の通り、故郷をクリーンするお仕事。
皆の認識が変われば、ごみとして処分されてしまう物には、再利用できるものがたくさんあります。
お話の中で印象に残ったのは、お仕事の丁寧さです。
モラルのない方が捨ててしまった吸い殻が空き缶に入っていないかを一本一本確かめてリサイクル業者へ渡しているのです。
誰かが守らないモラルは、誰かの善意によってカバーされているのだと感心しましたが、
市民全体のモラルが上がることがとても大切に思えました。
鈴木さんは、相手の立場になって考えることが大切だと強調されました。
いろんな仕事で成り立ている社会だからこそ、その通りだと私も思いました。
そして、次のように子供たちに語りました。
「いろんな仕事が世の中にはありますが、仕事に上下はありません。それぞれの仕事が役割を果たしながら社会は成り立っています。どんな仕事も世の中に必要とされているからあるし、誰かの役に立っています。」
よのなか教室では、働く大人から、未来を生きる子ども達へ、珠玉の言葉が送られるなあと今回も感心したところです。
今回は、ここまでにします。
次回をお楽しみに。
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