宮崎県には、県全体を総括するキャリア教育支援センターと、市町村のものとがあります。
予算規模や配置されている人員数などの違いはありますが、各地で様々な取り組みがなされています。
その会で、印象に残ったいくつかの事例を紹介いたします。
延岡市のある学校では「キャリア教育の日」と位置付けた参観日があり、全校児童が働く意味ややりがいを考えていました。
また、数校で、「ひなた場」と称される自分と向き合う時間に深く地域の協力者にかかわって頂くプログラムをされていました。
親子の間では、何となく照れや恥ずかしさがあり、本音で語るのが難しいことがあります。
なぜなら、子供は親に愛されたいし、認めてもらいたいのですから、自分の内面を全部出すのが憚られるのです。
親の方も愛情が濃いだけに、妙に厳しくなったり、甘くなったりもします。
そういう意味で、昔から職人さんは自分の子供をよそで修業させていたのかもしれません。
ですから、自分の未来を考える時期に斜めの関係の大人と話をする中で、自分の現在地を知ることはとても大切だと思いました。
また、小林市の取組もすごいなと感心しました。
市内の小中学校の一部では、台湾の小中学校との交流が始まっています。
しかも、凄いのは台湾の関係者とのルート開拓から、実際の活動までの下準備を支援しているところです。
こういった機会の創出により、交流が始まったことで、子供たちの価値観を揺さぶり、世界観を広げることでしょう。
台湾、ベトナム、シンガポール、オーストラリア
時差のない地域との交流は、魅力的です。
いろいろな情報を生かしながら、当センターもバージョンアップをしなくてはと思ったところです。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに。
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