旧東諸県郡高岡町に月知梅(げっちばい)という梅の名所があります。
高岡の穆佐小学校近くにあります。(穆佐は「むかさ」)
若い私は、冬の寒さに耐えて可憐に咲く梅の清廉さに気づいていませんでした。
全力で咲いてあっという間に散っていく桜に潔さや儚さに魅力を感じていたかもしれません。
前置きが長くなりましたが、どうやら梅雨に入りました。
昨夜の雨はかなりの物でした。
それにしても、この雨のシーズンをどうして「梅」雨と名付けたのでしょうか?
黴(かび)の出る季節の雨のことを黴雨(ばいう)と中国では言ってたからとか
梅の実の季節がちょうど6月の今頃だからとか諸説あるようです。
どちらにしてもこの時期の雨に「梅」を当てたセンスはいいなと思います。
さて、1学期のスタートを上手に切った子どもたち
仲間もでき、学校生活もなれ、外に誘うような気温なのに、梅雨では・・・
しかし、考えようによっては、読書にうってつけです。
読書は
・語彙、表現力が増す。(表現が難しい気持ちやニュアンスを伝えられる)
・感情理解や共感力が増す。(いつもの自分ではない立場から登場人物になり切って考えられる)
・非日常の世界を味わえる
・先人の人生を追体験できる
ことも期待できます。
これから、子どもたちが出会うであろう人や事柄に対して、本の中の世界で鍛えられた展開を読む力で対応できたら最高です。
梅雨に入ったのだから
読書の無限の世界を思いっきり楽しんでほしいものです。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに
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