コロナの時期、黙食が推奨されました。
とにかく黙って食べること。
この黙食は、味が3割減、満足度は5割減でした。
ただ、黙って食べるのは味気ないです。
豊かな食事とは何ですか?
と以前中学生に尋ねたことがあります。
昨日のおかずは?好きなメニューは?の質問に比べて頭を使う質問です。
結果、
家族がそろっている食事、
会話がある食事、
季節感を感じられる食事、
宮崎牛が使われている食事
などの答えが出ました。
ここでの注目ポイントは「家族がそろっている食事」「会話がある食事」です。
しかし、学校では給食時間は限られており、会話を楽しむと時間内に食べ終わらないことがあり、黙って食べることを指導されることも・・・。
家庭では、家族一緒に夕飯を食べたとしても、別々の動画を見ていたり、スマホ片手なら、これまた黙食や孤食と同じかもしれません。
最近、唐揚げ一つの給食がニュースで取り上げられていましたが、
何を食べるかよりも、誰と食べるか、どう食べるかを考えたいものです。
幕末の歌人、橘曙覧(たちばな あけみ)の歌に
楽しみは 妻子むつまじく うちつどひ 頭ならべて 物をくふとき
があります。
そんな豊かな給食を食べさせたいものです。
なかむつまじく うちつどい
は豊かな食事だと思いますから
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに
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