ずいぶん湿気も増して、過ごしづらくなりました。
会社や学校に行くエネルギーが出ない月曜日を迎えている人も多いでしょう。
ここが、南の島であれば
♬♬
南の島の大王は
子どもの名前もハメハメハ学校ぎらいの子どもらで
風がふいたら遅刻(ちこく)して
雨がふったらお休みで
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
で問題がないのでしょうが、そうはいきません。
あまり苦労せずに果物が実り、魚が取れるような環境ではないですからね。
学校には行ってほしいものです。
ところで、全国の不登校率を調べてみました。
北海道、東京、宮崎、沖縄
一番不登校率が高いのは、沖縄、次が東京、北海道、宮崎の順でした。
不登校と気温に関係はないようです。
特に冬になると、起きだすこと自体が億劫ですが、それが学校に行かない理由なら寒い地方の不登校率が高いはずなのに、そこに相関が見られないからです。
しかし、寒い冬に負けずに登校する北国の子どもたちは相当根性が鍛えられるだろうなと想像してしまいます。
それにしても、なぜ全国的に不登校の子どもが増えているのでしょうか?
学びの多様性はあってしかるべきで、何が何でも学校でということでは苦しい子がいるでしょう。
そんな時は、様々な教育施設を活用すればよいと思いますが、1つだけ大切にしてほしいことがあります。
それは、個別の学びだけに終わるのではなく、集団での学びを経験することです。
アレクサンダー大王は、知の巨人アリストテレスから学びますが、一人学習で終わっていません。
アリストテレスは、人間を社会的な動物だと考えていました。
どんなに才能あふれる子どもでも、一人ぼっちで学ぶのには限界があるということです。
人間は、共同体の中で生き、他者とのかかわりの中で、互いに刺激しあいながら成長するからです。
この考え方は、日頃の授業においても生かせます。
講義一辺倒の授業では、互いの刺激は生まれず、一人で勉強しているのと変わらないからです。
雨が降ろうと、雪になろうと
学校に出てきたのなら、ハメハメハの歌詞を変えるくらい互いに刺激しあえる学びを提供したいものです。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに。
0 件のコメント:
コメントを投稿