以前のブログ

2025年7月31日木曜日

夏休みの友

8月に入りました。

子ども達の夏休みの宿題は、どんな感じでしょうね。


昔の宮崎県には「夏休みの友」という共通の宿題がありました。

毎日の天気、1行日記、教科の復讐の他にも、習字や絵、読書感想文に自由研究など、ウンザリするほどの「悪友」でした。


今や天気などネットでいくらでも調べられるし、宿題の量も随分減り、課題も選択できるようになっていて、「悪友」は姿を消しました。

しかも、2学期始めの登校日に角を立てて宿題忘れを咎める先生もいません。

おかげで、夏休み最終日に真っ青になる必要はなくなりました。

ずいぶん楽になったものです。


もともと夏休みの宿題をしようが、しまいが実力に大きな差がつくとは思えません。

やらされ感の中では、時間の浪費になることもあるでしょう。

2学期最初に集まってくる絵や習字を見ると

「何とか仕上げたんだろうなあ。ご苦労様」

と思うことが度々でしたから。


ただ、キャリア教育の視点から考えると、

設定された目標や期限までにどんなスケジュールを組むのか

スケジュール通りにいきそうにないときは誰に助けてもらうか

といった自己管理を試されるのが夏休みだと言えます。

先生なしで、長期のスケジュールを管理する力を鍛えるには絶好な機会です。

(私は、先行逃げ切りで臨んで、いつも最後に撃沈のウサギ型でした・・・)


勉強を進めるには

①目標を立てる

②習慣化する

③チームで取り組む

が大切です。


人間は弱いもの

子ども達にはこれらの仕組みを助言し、夏休みの友(人間)と取り組ませたいものです。



今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに


次回はこちら

前回はこちら


0 件のコメント:

コメントを投稿

お世話になりました。

私事ではございますが、9月末をもって日向市キャリア教育支援センター長を辞任いたします。 着任からちょうど1年半。 その間に発信したブログ記事はおかげさまで250回を超えました。 日々の思いや気づきを綴ってまいりましたので、共感いただけるものもあれば、首をかしげるものもあったか...