先日、財光寺中学校で先生方を対象とした研修を行いました。
今回のテーマは「フツーを疑い、子どもたちの未来をどう支えるか」。
講話のあと、先生方からたくさんの感想をいただきました。
「お話がすーっと入ってきました。
地域の社長さんたちの生の声も聞けて、これから求められる力を深く考えるきっかけになりました。」
「大人の『普通』を押し付けてはいけないと改めて感じました。
子どもたちが自分らしく選択できるよう、視野を広げたいです。」
「生徒の興味を引き出す声かけを意識したい。
社会の変化に後追いするのではなく、先生も最先端を学び続けたい。」
どの感想にも共通していたのは、「子どもたちに広い視野をもたせたい」という願いでした。
学校現場では、知らず知らずのうちに「普通だから」「当たり前だから」と指導してしまうことがあります。でも、その「普通」は、子どもたちにとってはそうではないかもしれません。
そして、その普通は、すでに「陳腐化したフツー」かもしれません。
だからこそ、私たち大人も「フツーを疑う」ことが大切。
一人ひとりが自分の人生を選び、自分らしく生きていくために、学校ができることを一緒に考えたいと思います。
今回の研修をきっかけに、先生方の授業や学級づくりに小さな変化が生まれることを願っています。そして、キャリア教育支援センターとしても、地域の魅力や多様な生き方を伝えるサポートを続けていきます。

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