どんなに美味しい水が目の前にあっても、喉が渇いてなければ、ゴクゴクと喉を鳴らして飲むはずはありません。
馬だったら、草原を走らせて、汗をかかせてあげれば、無理に水を飲ませなくても
自分でたっぷり飲むはずです。
学校の勉強はどうでしょう?
ゴクゴク飲みたくなる勉強は、なかなかありません。
飲ませる方法はいくつかありますが
何はともあれ、学びの渇きを覚えさせなければなりません。
学びの渇きを感じていない子に水を飲ませるのは苦行ですからね。
勉強したくてたまらない状態にしてあげること。
ポケモンゲームを例に考えてみます。
これは、1025匹もいるポケモンの属性や進化系まで覚えて戦うゲームです。
ウルトラマンなら、何人かで済みそうですが、そうはいきません。
1000匹を超えます。
しかし、ゲームが楽しいのでそれらを覚えてしまいます。
勉強の得意不得意の壁はありません。
ところで、中学校で学ぶ英単語の数は1700程度ですが、動詞に限って言えば360前後
この動詞には厄介なことに過去形や過去分詞への変化もあります。
小学校でポケモンのキャラクターの属性や進化系まで覚えられる子も、英単語となると途端に覚えられないことが起こります。
覚えていなくても日常的に困ることがないですから。
ですから、渇きを覚えさせるには、興味や関心を高めることが大切です。
勉強を例にします。
漢字には、「へん」があって、「さんずい」がついていれば、なんとなく「水」から考えられます。
英単語も同じ
例えば、cent
100percent(100%) 100cent(100centは1ドル)century(1世紀は100年) 小学校で習うセンチメートルだって100集まれば1メートル 何となく100に関係しそうです。
次に、pedo
足に関係します。自転車のペダル pedal
歩行者のことを、Pedestrian 足の人?でしょうか
探検とか遠征する意味を表す expedition exは外へ pedi 足が向かう 何とか類推できそうです。
ちなみに、centipedo centi(100の)pedo(足) はムカデ(百足)です。
やみくもに英単語を覚えるよりも、芋づる式に覚えた方がイメージも湧くし、初見でも何とななりそうです。
こうした興味をわかせることが、渇かせることにつながるのではないでしょうか?
ここでは、英語を例にしましたが、キャリア教育では学び全体への渇きを起こさせようと思っているのです。
今回は、ここまでにします
次回をお楽しみに。
次回はこちら
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