江田島に行った時の研修のお話です。
色彩感覚を木の葉で磨く試みでした。
絵具やクレヨンでは、赤は1色です。
しかし、自然界の赤は数えきれません。
そこで、木の葉や草を拾ったり、ちぎったりしながら「あか」を集めました。
するとそこには、いろんな「あか」がありました。
・黄色が少し入ったような赤
・ピンクに近い赤
・黒が入ったような赤
・紫に近い赤
思ったよりもたくさんの赤が集まりました。
そこで指示が出ます。
「色味を考えながら、集めてきた葉を、薄い赤から濃い赤の順に並べてください。」
その指示に従って、集めてきた紅葉を並べるのですが
一つとして同じ赤はありませんでした。
自然の色の豊かさに気づかされました。
そして、こういった自然体験が感性を育むのだという言葉にも納得しました。
1雄勝に入り、急に秋めいてきました。
「赤」や「紅」「赤銅」の葉が少しずつ現れてきます。
故郷でしか味わえない色を味わわせたい。
豊かな郷土を味わってこそ、郷土を愛する心は育まれる気がします。
今回のお話は、ここまでにします。
次回をお楽しみに
次回のお話はこちら
https://careerhyuga.blogspot.com/2024/10/blog-post_2.html
前回のお話はこちら
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