今と違って、医療は発達しておらず、食糧事情も満足できるものではなかったので、1年を終えることができるのは、とても有難いことでした。
ですから、家族全員で1年を乗り切って、新しい年を迎えることはとてもおめでたいことでした。
「みんなよく頑張って、この1年を乗り切ったね」
「来年もいい年にしようね。」
「さあ、みんなで歳神様をお迎えし、今年を終えて来年を迎えよう。」
と考えて、一緒に年を取りました。
諸説ありますが、
要は、1年を乗り越えて次の年につながる大きな行事であったことには違いありません。
年越しそば・・・長いけれども、切れやすい(寿命は長く、厄災は断ち切る)
除夜の鐘 ・・・108の煩悩(四苦=36 八苦=72)
お節料理 ・・・長生きや働き者を意味するものが入っている
ことからも分かります。
命は、平等に与えられているものではなく人それぞれですから、考えさせられます。
今年も、様々な方にお世話になりました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
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