最近、地震が頻発していますね。
これまでに学校や職場で何度も避難訓練を受けてきましたが、いざ、地震に直面すると固まってしまう自分がいます。
このまま、地震のエネルギーが放出されて、大地震にならないようにと願うばかりです。
日本は地震大国であり、歴史にも大きな影響を与えてきました。
幕末の安政の大地震などは年に1回ペースで10年近く続いて、幕府の力を相当弱めました。
被災地への手当てや免税などが続けば仕方ありません。
ましてや自然科学の発達していない当時は、地震の原因が幕府の政治が悪いからだと難癖もつけられ、権威がガタ落ちだったのです。
しかも、国力が弱っているドサクサのタイミングでペリーやハリスと外交交渉をしたのですから上手くいくはずはありませんでした。
そこで、登場したのは
西郷隆盛 大久保利通 吉田松陰 伊藤博文 など
若い彼らが日本の夜明けを牽引しました。
それから約100年後の戦中戦後の大きな地震(昭和19,21年)
から日本を復興させた
松下幸之助(松下電器) 本田宗一郎(ホンダ) 盛田昭夫(SONY)
若い経営者たち。
どちらの時代も、国難の中、力強く前に進んだのは人生の残り時間がたっぷりある若い世代でした。
元京都大学教授の 鎌田 浩毅氏は
高知の港の地震後の隆起の高さの記録が残っていることに着目した研究で有名です。
例えば、地震後に港の海底が1.5m隆起した時は150年後に大地震
1m隆起の時は100年後に大地震(数字は正確な記憶ではありません)
といったもので、前回の隆起の高さから、次は2035年前後に来る可能性が高いという説を唱えています。
そんなことを言われても、なかなか対策が思い浮かびませんが、
個人では、災害救助がくるまでの食糧や水、充電器等の防災グッズを用意しておこうと思います。
地域では、人間関係を作ることでしょうか。
互いに助け合える関係が必要でしょう。
今、日向市ではコミュニティスクールを推進しています。
防災の観点からも、大人も小中学生も含めて顔の見える関係をつくることが求められます。
だからこそ、周りとうまくやっていく力を皆で育てたいものです。
次代を創る若者を育て、次代を牽引してもらいたいものです。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに
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