大学共通テストが終わりました。
テストの内容は、各紙で報じられていましたが、文字が小さすぎて、どんなものかと立ち向かう意欲が削がれてしまいました。
それにしても、文字数も含めて、情報量が半端ありません。
私などは、読むだけでも試験時間が終わってしまいそうな感じです。
また、今回の歴史総合問題を見ると単に覚えているだけで解ける問題はほとんどなく、資料を分析し、自分の知識と照らしわせて答えるものがほとんどでした。
一次情報を鵜吞みにしない力が求められています。
いくつかの情報を組み合わせて考える力です。
そうは言っても、まずは、しっかり正しく読む力が大切です。
学校では、音読が推奨され、家庭でも宿題として出されることが多いですが、
チェックポイントは、意味のカタマリで区切って読めるかどうかです。
文章自体の理解が進んでいないと、元気よく声は出るけど、ブツブツ区切ってしまいます。
息継ぎのタイミングと合わせて、意味のカタマリを意識して読むことが大切です。
そうすると自然に読む速さがついてきますから。
何も家庭で音読なんて?
と思われる方もいるかもしれませんが、静かに読んでいる子も
実は、音読の時と同じように、とぎれとぎれ読みをしているかもしれません。
しかし、声に出さないと見逃してしまい後で気づいて大慌てになったら大変です。
ですから、音読が大切なのです。
難しい大学共通テストの問題を読む前のずっと前の段階ですが
音読は大切にしたいものです。
ところで、入試と言えば面接もありますね。
今、中学校3年生はその練習中の真っ最中でしょうか?
これもまた、自分で考えた想定解答を読むだけでは力になりません。
声に出す。
その声を自分で聞いて訂正する。
「声に出す」ことを大切にしてみませんか?
今回のお話はここで終わります。
次回をお楽しみに。
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