今、生徒の減少や指導者の負担軽減などから、これまでの部活動とは在り方が変わってきそうです。
中学校の部活動は、任意であり、生徒にとっては選択できるものです。
しかし、私は、あえて言いたい。
部活動は、お勧めの活動です。
学校の授業や家庭での勉強だけでは経験できない社会の模擬練習がたくさん詰まっています。
まずは、自分の意思をはっきりと表現することが求められること。
パスを回せとか、このボールを任せたとか、はっきりと伝えないとチームに迷惑が掛かります。
そして、フォア ザ チームの考え方を学べること
野球でいえば、犠牲バントや守備のバックアップ
バスケでいえば、シューターを助けるスクリーンプレイ
サッカーでいえば、シャドウの動き
など、社会でも役立ちそうです。
部活動をしたら、勉強時間が無くなると心配になりますが、
中学校3年生の中体連が終わって部活動を引退した生徒が、いきなり勉強時間が増えることはありません。
生徒のプライベートは、自ら動かないといけない時間と動かなくても過ごせる時間でできています。
分かりやすく言うと、
自ら動く時間=①勉強 ②部活動 ③ゲーム
動かなくても楽しみが与えられる時間=④TV ⑤YouTube
部活動を引退した生徒は、部活動に使っていた時間を①の勉強にもっていかず③のゲームに使ったり、楽な④や⑤の時間に使ったりすることが多いのです。
上手に成長期のエネルギーを発散させて、すっきりして勉強する習慣を部活動でつけておくことも貴重な過ごし方ではないでしょうか?
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに
0 件のコメント:
コメントを投稿