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2025年3月10日月曜日

基本から始まる大きな世界

最近は、小学校6年生の学級で話をする機会に多く恵まれました。

一生懸命に考える姿を前にすると、話をする大人として責任を感じました。


少し気になったのが、最近の学生の鉛筆や箸の握り方です。

ジャンケンのグーのような握りで鉛筆を握ってしまうと、自分の書いている文字が見えません。

そうなると、自然に首がたれ、横から手元をのぞき込む姿勢になってしまいます。

いくら「立腰」と声をかけても、姿勢が崩れるのは、鉛筆の握り方が悪いからです。


昔は、箸や鉛筆の握り方は幼少期に躾けられたようですが、今は正しくないが主流の気もします。

しかし、こうなると目も近くなるし、重たい頭を何度も上下させる必要も出てきて、集中力も続きません。

幼少期につけたい手先の巧緻性も期待できません。

さらに、書くことそのものが遅くなるので、皆についていけない場合も・・・。

書くのが遅くて、友達を待たせてしまうことだって・・・。


子供が学校で感じなくてもよいストレスは

案外、鉛筆の握りみたいな基本にもあるのです。


子どもの個性は確かに大切

しかし、ある程度のしつけや訓練がなければ

ただの野生です。


ただの鉛筆の握り方ですが

その基本ができて広がる世界は実は大きいと思うのです。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに

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