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2025年3月9日日曜日

確かな情報にアクセスしたい

 その昔、日本の歴史書には「鏡」という文字がついていました。

大鏡、今鏡、水鏡、増鏡

どうしてなのでしょう?

これらは鏡物(かがみもの)と呼ばれ、問答・座談を傍らで観察するという体裁をとっています。

ただ、この「鏡」は別の意味があります。

つまり、正しく映すという意味です。

変な解釈や要約を入れるのではなく、ありのままを残そうとする意味があります。

その意味では、真実を映そうとする先人の思いが伝わります。


キャリア教育を進める上で大切な視点の一つに、課題対応能力があります。

そこで、大切になるのが情報活用の力。

情報の本質を理解し、課題を見つけて、計画を立てるのに役立ちます。


しかし、巷は玉石混交の情報で溢れています。

生成AIなども活躍する世の中ですから、真実を映す「鏡」の情報かどうかは、ますます分からなくなっています。

では、どうやって「鏡」の情報にたどり着けばいいのでしょう。


1つの考え方として、様々な情報を並べてみて、つじつまが合うかどうかを見極めることが大切だと思うのです。

それに、一緒に吟味できる仲間も。


今は、進学や就職の旅立ちの時

「鏡」の情報で、しっかり未来に踏み出してほしいものです。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに

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