以前のブログ

2025年3月3日月曜日

成長の角度

 先週から、日向市立財光寺南小学校6年生のキャリア教育をしております。

6年生3学級に、それぞれ5時間ずつの計15時間。

なかなかハードです。

小学校6年生は大人に変な忖度をしませんから、授業を進める私の方が値踏みされています。

しかし、児童に中学校生活の良いスタートを切ってほしいので、本センタースタッフと懸命に取組んでいます。

良いスタートを切るために

1 目標を決める

  (例:勉強を頑張る)

2 アクションを決める

  (例:分からなかったら先生に質問する。友達と教えあう。毎日勉強する)

3 はじめの一歩を決める

  (例:8時から1時間勉強する)

のような手順で子供たち自身に決めさせています。

誰かに言われた計画なんて始めからやる気が起こるわけはないですから。


こうして決めた目標に向かって、中学校生活の構えの角度を上げさせたいのです。

例えば、毎日1mを中学校生活の1000日で進むとします。

30度の角度で始めた場合と31度の角度で始めた場合で考えてみます。

実は、角度が1度違えば1000日後に届く高さは、24m以上違います。

ジャンプしようが、梯子を使おうが、届かない高さ(差)になります。


キャリア教育で大切にしているのは、構えの角度です。

私たちの取組で、その角度を上げてもらえたらと願っています。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

次回はこちら

前回はこちら



0 件のコメント:

コメントを投稿

美しく縫うための「しつけ」

小学校家庭科では、エプロンや小物入れの袋を作ります。 特にエプロンは、使う布の面積が大きいので、いったんマチ針や仕付け糸で、布の折り目をハッキリさせたり、二つの布を上手に重ねたりします。 本当なら、しつけなしでどんどんミシンをかけて縫い進めたいところですが、丁寧なしつけをサボると...