私が小学生の頃、登校前に母が庭の花を切って、学校にもっていくように言われることが年に何度かありました。
花屋さんから買う花ではなく、庭に咲いている季節の花です。
今でも、思い出に残っているのはグラジオラス
初夏から秋にかけて咲く花で、毎年、球根を管理しながら楽しむものです。
その頃は、学校に花をもっていくと先生も喜ぶし、私だけではなく他の友達もよく持ってきていたので当たり前でした。
しかし、今となっては懐かしい一場面です。
最近、教室に入って、花を見ることが少なくなりました。
生徒の目に映るのは無機質な黒板だけ
視覚情報が多すぎると、生徒の集中力が・・・・という話もありますが
教室の中に色どり、潤いが欲しいと思うのです。
もちろん、花をもらえば水を替えないといけないし、枯れれば上手に処理しなければなりません。
手間が増えます。
しかし、上手に生徒に役割の意味を教え、その仕事をちゃんと評価して認めてあげれば
教科では学べない大切なことも学べると思うのです。
コミュニティスクールとして各学校には取り組む重要事項があるかもしれませんが、
コミュニティとして教室の花を支える文化があればなあと考えてしまいます。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに。
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