初めて習った英語の文章は
This is a pen.
しばらくすると
Is this a pen? Yes,It is.
を習いました。
その時は真剣だったので、まじめに、尋ねる文章を覚えました。
しかし、今考えると、何とも間抜けな勉強です。
そもそも、この現代社会に生きている人がペンが分からないことがあるのでしょうか?
私くらいの年齢になると認知のテストで問われそうですが、
中学生ではありえない質問です。
つまり、役に立たない表現。
この役に立ちそうにない勉強の反復は、やる気を削ぎますし、学ぶ意味を勘違いさせます。
学ぶとは自分を高めるものであるのに、学んだアリバイを先生に見せるためのものになるからです。
そうすると、こんな笑い話もまことしやかに広がります。
ある日本のお偉い方であるMさんがアメリカのクリントン大統領を迎えた時のこと
Mさん:who are you?
(How are you?と聞くはずだったのが、あなたは誰?)
クリントン:I'm Hillary's husband. And you?
(自分のことを知らないはずはないから日本式の冗談だな。よし、ジョークの質問にはジョークで返そう。「ヒラリーの夫だよ、君は誰?」)
Mさん:Me,too.
(あれ、I'm fine thank you.and you?ではないぞ、でも「Me too 私もです」と答えればいいはずだ)
クリントン:?
(んー?自分もヒラリーの夫だと?)
こんなことがあるはずはないでしょうが、笑い話として成立するのは、何となく日本人の身にならない英語の学び方を想像できるからです。
ただ英語を勉強しなさいでは気持ちが動くはずはありません。
なぜなら、家族も英語なしで日常生活で全く困っていないのですから。
だからこそ、「よのなか先生」に役に立った実感、伝わらなかった悔しい経験などを話してもらい、英語が必要な証拠を示してほしいと思っています。
今回のおお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに。
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