今日は、財光寺中学校「よのなか教室」の平田賢司さんのお話を紹介します。
実は、平田さん自身が財光寺中学校出身です。
ご自分の出身校の後輩に、働く上で大切にしていることややりがいなどを話すというのは本当にありがたい地域貢献です。
昨今は教職員の働く環境や、保護者対応の難しさなどネガティブな情報が流れていることが多く、今や教職員採用試験の倍率は1倍程度になりそうな勢いです。(人気がなくなってます)
そんな中、後輩のために、様々な準備をして時間を使って応援してくださる平田さんのご協力は有難いばかりでした。
まず、平田さんはご自分の高校選択のいきさつや就職先選択のいきさつを話してくださいました。
その選択には家業の影響も伺えます。
人の興味は知識や経験に基づくものが多いですから、家のお手伝いなどで自然にIT系のお仕事に興味を持たれたようでした。
今、自分の親の仕事はちゃんと子供に伝わっているでしょうか?
仕事では切れの良さを発揮していても、家に帰れば安堵して、その片鱗さえ見えなくなるのが普通ではないでしょうか?(私だけかもしれませんが)
私は親の立場として、自分の仕事の魅力やりがいを伝えてなかったと反省をしました。
さて、平田さんの話が面白い。
今は軽薄なスマホが当たり前ですが、最初の移動電話は重くてアナログ。
平田さんの持ってきた実物に中学生もビックリです。
NTTドコモの代理店などの仕事から、防犯カメラ、ネットワーク機器販売へ、そしてパソコン販売サポートへとニーズに応じて業態を変化させ、自身も様々な資格を取得し続けていることに世の中のヒントが詰まっているようでした。
進学したら終わり、就職したら終わりではなく、絶えず変化の中で生き残れるように自分磨きを続けているところです。
平田さんは語りかけます。
「目的と目標が違う」
中学生向けに、この言葉を具体化してみると
目的=自分の将来に向けて自分の適性が生かせる有意義な高校生活を過ごす
目標=自分の志望校合格のために、次の実力テストで○〇点を獲得する。
目標は目的に到達するための点であり標(しるべ)ですから。
さあ、財光寺中学校生、今日から何をすべきかは自分で考えなきゃね。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに
次回はこちら
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前回のお話はこちら
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