高校2年生の時点で、進路について考えている割合が81%。
18歳成人ですから、そのくらいの割合はあって当然です。
ちゃんと自分の将来について考えているのです。
問題は、進路を考えているときの気持ちです。
なんと26%が楽しさを、70%が不安を感じているのです。
大人なるのが何だか怖い、何だか不安が大半だというのです。
では、中高生の時にどんな授業を受けたかったか?
1位 自分の個性や向き不向きを考える学習
2位 将来起こりうる離職や失職など、諸リスクへの対応
子どもたちなりに真剣なことが分かります。
見えない将来への不安に晒されています。
「自分」を見つめ、自分を知ることについての時間が足りていません。
宮崎県キャリア教育支援センターのホームページをのぞくと
「ひなた場」の開催の仕方が詳しく紹介されています。
忙しい現代
立ち止まって自分を見つめたり、自分の思いを聞いてもらうことは
とても大切です。
自分と向き合わないまま将来の選択をさせるのは乱暴であるとも思えます。
「ひなた場」で向き合う相手は親ではありません。
日向市でいうならよのなか先生や先輩という感じです。
親子では何となく恥ずかしくて言えない本音が、斜めの関係であると吐露できるようです。
こういった時間を通して
先に紹介したデータのような不安が減れば有難いことです。
そして、向き合ってくれた大人のエネルギーが伝播すれば
「大人になるのも悪くないなあ」
となるのかもしれません。
今回のお話はここまでにします。
次回をお楽しみに。
前回のお話はこちら
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