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2025年9月9日火曜日

日向中学校よのなか挑戦

まずは、プロのエピソード


伊勢ケ浜保育園で一人一人に寄り添うことが求められる保育士のプロたる所以が分かりました。

園児の持ち物は、ハンカチでもタオルでも名前がなくても分かるとか・・・。

なんとそれは香り

柔軟剤は家庭によって異なるので、その香りさえ覚えてしまうのだそうです。

凄いですよね、どれほど一人一人に向き合っているかが分かります。

まだ、自分のことを十分に表現でいない園児を相手にするプロはさすがです。


次にMFE HIMUKA さん

懸命に機械のさび落としをしていました。

話を聞くと、

「大変だけで楽しい」

と答えてくれました。工場内には機械の大きなパーツが並んでいて

この後、大型のプラモデルのように組み立てられます。

ダイナミックな仕事場

その規模は子ども達によい刺激を与えていました。


グループホーム心愛さんでは

1名がよのなか挑戦にチャレンジしていました。

少し心細そうでしたが、施設の職員さんや入所者さんの言葉かけや励ましが

印象的でした。


今回のお話はここまでにします。

次回をお楽しみに。

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2025年9月8日月曜日

文明と文化(2)

 「よのなか教室」でお話をされる「よのなか先生」のお話を聞いていると、共通項が見えてきます。

それは、常に進化に対応していること。

多分、様々な業種で、日々改善が行われており、昨日までは「特別」だったものが、今日は「普通」になっているからでしょう。

どの仕事も従来のやり方だけを踏襲していては、選んでもらえる存在になれないのだろうと思います。

学生時代は、就職すれば、「勉強は終わる」と考えがちですが、

就職すれば「違う勉強が始まる」だけなのです。

そして、それをサボれば、自分自身が苦労することを私も実感したしたことがあります。


教員になった時、パソコンではなく、なんとガリ版文化がありました。

先輩の先生は、ミニガリ版を持っていて、一列並んでいる子供の広げられた家庭連絡ノートに毎日、通信を刷っていました。

その時代に、買うことを薦められたのが、なんと鉄筆

しばらくすると輪転機なるものが現れて、自分で書いたものが版になり、印刷できるという技術革新がありました。

そして、現れたのがワープロ時代。

最初の頃は数行しか見えないディスプレイで文書作成をしましたし、保存も煩雑でしたが、これまた画期的でした。

次に自分の給料でも買えないくらいのパソコンの時代がってきて、今やスマホやタブレットでかなりのことができる時代になりました。

本当に技術は日進月歩で、戸惑うことがありますが、これからますますその変化の速度を速めるでしょう。

そして、それに対応する努力は大人(親や教師)にも大切なことだと思います。


飛行機に乗る時、手荷物を係の人に預けていたのはつい数年前、今では自動で手荷物を預ける機械がたくさん設置され、待ち時間もほぼありません。

甥が関わっている病院は、WEB上での受付が洗練されていて、医療検査も含めて待ち時間なしで進み、会計まで1時間だそうです。

以前有名になった葉っぱビズネスでは高齢者が上手に市況に応じた受注をタブレットで行っている様子が報じられていました。

一方、スマホやSNSが子ども達に及ぼす悪影響もだんだん分かってきました。


文明は上手に使わなければならないと歴史が教えてくれていますので、全面拒否ではなく、怯まずに試すことが大切な気がします。

明治時代の学校の写真をみると、現在の学校と変わりません。

欧米では20世紀中にホワイトボードと電子黒板に移行しているにも関わらず、日本では黒板とチョークの文化が大切にされています。


次代を生きる子ども達には、日本の文化を大切にする心を育みつつも、文明を生かせる知見や技量を高めてあげたいと思うばかりです。

今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに

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2025年9月7日日曜日

文明と文化

教育の世界では、GIGAスクールと言って、より使いやすいデバイス(タブレット)やソフトが一般的になってきました。

家庭でも、都合の良い時間にエアコンを作動させたり、冷蔵庫の中身をカメラで転送して買い物を楽にしたり、家電や電灯を声で起動させたりするIOT技術が進んでいるらしいです。

まさに、第4の文明開化 Society 4.0

しかも、超スマート社会へのSociety 5.0へと急いでいるようです。

効率化は留まることを知りません。

しかし、文化には文明以上の価値を感じることがあります。


自動ドアは便利ですし、配膳ロボットが注文した料理を運んだ方が間違いありません。

しかし、不便さや所作が相手を大切にしていることを伝えます。

テレビに出ていた温泉宿では、仲居さんは立ったまま引き戸の開け閉めはしません。

座って引き戸を開け、立ち上がってお客様の部屋に入り、座り直して引き戸を閉めていました。

立ってやれば数秒のことを、何倍の時間もかけてやっているのですが、お客様はその手間のかかる所作から、自分が大切にされていることを感じ取ります。

これは、文明ではなく、文化

その所作も、その所作で大切にされていると感じる感性も。


効率化だけを追求すると世界各国に残っている文化が大切にされないかもと心配します。

もともと日本人は、アニミズム信仰のある国民性。

使い古した筆箱にも何だか魂が宿っているようで情が移り、捨てられなくなることもあります。

そういった文化を大切にしたいのですが、それを伝えてくれる人が少なくなっています。


今になって亡くなった祖母の言葉を思い出します。

「いやんべじゃ」

多分、いい塩梅だね。今日の天気も気分も

の意味だと思うのです。

ネットで検索するでもなく、風のにおいや空の青さで感じていたのでしょう。


そういった挨拶で会話が始まる文化はずいぶん遠くなりました。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

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2025年9月3日水曜日

読書の秋

 日向市では、新しい図書館整備に向けて、様々な準備が始まりつつあります。

とても有難いことです。

自宅でもなく学校でもない場所で学ぶ環境があるのは嬉しいものです。

最近の高校生は、カフェ勉と言って、自宅以外のカフェで勉強する子も多いとか・・・。

1日最低でも500円はかかるでしょう。

毎日となるとかなりの負担なので、カフェではなく空調が効いているところを探している生徒もいるようです。

自宅をわざわざ離れなくてもと思いますが、

東京大学の池谷教授は

「行動することでやる気が生まれる。」

「やる気があるからカフェに行くのではなく、カフェに行く行動を起こすことがやる気のスイッチを起動させる。」

と仰っています。

もちろん、外では気になる音楽や人が出す音が作業効率や集中度を下げますので、

外でやるなら単純暗記や数をこなす勉強

家でやるなら、じっくり取り組むような思考を要する勉強

と役割が違うでしょうから、上手に使い分けるのがいいですね。


その意味では、使い分ける場所が新たに生まれることは大歓迎です。

また、近年若者の読書離れが進んでいますので、勉強に飽きたら、そこにある本をめくってくれるといいなと思います。

かつて、デカルトは

「優れた本を読むことは、過去の優れた人たちと、会話を交わすようなもの」

と言い、スマイルズは

「人の品格は、読む書物によって判断できる。ちょうど、つきあう友人によって判断できるように」

と言っています。


この秋、良い本との出会いがあるといいですね

季節が秋へと急いでいます。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

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2025年9月2日火曜日

墨守

「墨守」

聞きなれない言葉です。

泰平の世であれば、波風を立てず、決められたことをすればよい。

迷惑な情熱家だと和を乱すと考えて、前例を大切にして過ごした官僚が多かったのが、江戸期だったかもしれません。

そのためかは分かりませんが、迷惑な情熱家は大した役割も与えられず、朽ちていくことが多かった。

と歴史小説に書いてありました。

なるほど、平和の世であれば、能力よりも人柄が、

改革よりも継続が大切となるのでしょう。


しかし、この発想では黒船を迎えられなかった。

想定外にめちゃくちゃ弱い。


なぜなら、決められたことを決められた手順で行うことが大切で、

「なぜ」その決まりがあるのか、「なぜ」その手順なのかを自分の頭で考えていなかったからです。

だから、幕末期のバタバタと決まっていく外国との対応は、行き当たりばったりで、不平等条約を結ばされました。


もしかしたら、今、想定外の世の中の大波に飲まれているかもしれないと思うのです。

最近、AIにこのブログを読ませて作者(私)を分析してもらいました。

その分析の視点の鋭さには舌を巻くほどでした。


そう言えば、囲碁や将棋でAIに人間が勝てなくなって時、大騒ぎになりましたが、何のことはない、身の回りでも様々なデータ分析の分野や定型型の業務でそれが起こっています。

そうなると、人間の活躍の場は、非認知の力(grit)でしょう。

決められたことを決められたとおりにやる仕事をAIに任せるなら、なかなか定量的に評価できない非認知の力こそ見直したいものです。

  1. Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
  2. Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
  3. Initiative(自発性):自分で目標を見据える
  4. Tenacity(執念):最後までやり遂げる

墨守すべきは、この力

キャリア教育でも大切にしている力です。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

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2025年9月1日月曜日

オイルが何より大切

よのなか先生には、いつも人間関係を作ることが大切だと教えらます。

この考え方は、北欧の豊かな働き方で話題となっているデンマークでも重視されています。

「デンマーク人が小さなころから教育で身に着けてきた社会性は、機械を動かすオイルのようなもの」

「多様な個性をまとめるための必須アイテム

と表現されますが、要は人とうまくやれないと生産性が落ちて、働き方改革どころではないということです。

しなくてもよい手間をかけて一人で全部やる仕事では、質が落ちたり、改善がなかったりするでしょうからね。


最近、そのオイルを私たちは手放している気がします。


人間ですから感情の対立はあるでしょうが、そればかりでは前にすすめません。

対立を生んでいる便益を明らかにし、守ろうとしている便益を尊重し、折り合いをつけたり、よりよい工夫を生み出すことが大切です。

片方が、全面降伏の対立で、片方が全く納得していない中で、効率性やモチベーションが上がるはずはないですからね。


だからこそ、オイルの大切さを、繰り返しよのなか先生に語ってもらっているのです。

勉強だって同じです。

集団がとにかく大切。

それを、東京大学池谷教授は人間の脳の仕組みから説明しています。

子どものモチベーションに一番の影響を与えるのは友達環境だというのです。

ただ、残念ながら、どんな友達を作られるかに大人が介入できるのは微々たるもの。

基本的に子供に決定権があります。

なにしろ、親よりも友達が大切だからです。

我が町にも英語圏から来た小中学生がいますが、何より大切な友達とのコミュニケーションを重視するあまり、母国語があやふやになっていることもあります。

モチベーションの維持に友達(仲間)が影響しているのは、ここからも分かります。


小中学校では、友人関係でトラブルもあります。

なにしろ自分を説明できる言葉を十分に持っていないのですから。

しかし、それでも何とか自分のオイルを作り出し、解決していく経験が大切ではないでしょうか。

大人がトラブルを引き取って勝手に話し合い、何となく謝罪があって、表面上は解決したとしても、その子のオイルは全く増えていかないのですから。


そこに、よのなか先生が何度でも語る価値があるのです。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

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2025年8月31日日曜日

PEP TALK

 朝晩の気温が随分落ち着いてきました。

昔の人が言っているように、秋が来ているとは思えないけれど肌に感じる風が季節の変わり目を教えてくれます。

さて、最近気になっているのが、ペップトーク

スポーツの試合前の場面で、コーチが選手たちを鼓舞する語りかけです。

試合前ですから、選手たちは緊張と不安の中にいます。

その精神状態の選手にああだこうだと作戦を繰り返すのではなく、短くて心に刺さる言葉

選手の元気を引き出す言葉は、

ビジネスでも、教育現場でも必要なスキルだと思うのです。


大体大人の話は、長くて抽象的

最後は「要は得ませんが・・・」

で終わることが多い(私もそう)


だからこそ、短く、心に刺さるペップトークのスキルが必要だと思うのです。

いろんな大会前に「やる気」に火をつけた選手が、素晴らしいパフォーマンスを発揮する姿を私たちは何度も目にしてきました。

それを学ばない手はありません。


皆で繰り返す

自分を鼓舞する

仲間を鼓舞する


そんな言葉を学校でも家庭でも大切にしたいものです。

ダラダラで、くどい言葉ではなく、心に刺さる言葉

緊張していても、自信がない時も思い出せる言葉で自分を、チームを、組織を変える。


子どもも学ぶ

大人も学ぶ


そうしてわが町が伸びっていったらなと夢見るばかりです。


今回のお話はこれで終わります。

次回をお楽しみに。

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お世話になりました。

私事ではございますが、9月末をもって日向市キャリア教育支援センター長を辞任いたします。 着任からちょうど1年半。 その間に発信したブログ記事はおかげさまで250回を超えました。 日々の思いや気づきを綴ってまいりましたので、共感いただけるものもあれば、首をかしげるものもあったか...