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2025年2月3日月曜日

節分

昔、両親に「誰にも見られないように悪いことをしても、天が見てるよ。」

とよく脅されていました。

「天」とは、一体何かは分かりませんが、何でもお見通しらしいので、何となく怖い存在でした。

千と千尋の神隠しではありませんが、多神教である日本には多くの神が共存します。

北島三郎の「祭り」の歌詞にも「海の神、山の神、今年も本当にありがとう・・」


一神教では、違う神様を信じると異教徒として対立の対象となり、戦いは長引きます。

十字軍の遠征なんて200年弱も続いたし、今の中東問題もなかなか解決しそうにないのは、そんな問題も含まれているからでしょう。


さて、日本には、春夏秋冬それぞれの季節の区分がありました。

今で残っているのは、立春の前の日の節分「鬼は外・・」でしょうか。

もともと、鬼は鬼門とされている丑寅(北東)の方向からやってくると言われていました。

丑(牛)の角と寅(虎)の服を身にまとい怖い形相でやってくる鬼は、躾の役割を持っていたのかもしれません。

「悪い子はいないか?嘘つく子はいないか?」

ある意味、「天」の役割を担っていたのかも。


ところで、日向市キャリア教育支援センターのスタッフは、丑年が2名、寅年が1名。

こちらは違う意味で、牛の角と寅の服を心にまとい、しっかりと子供たちの未来づくりを支えたいものだと思っています。


今回のお話はここで終わります。

次回をお楽しみに

2025年2月2日日曜日

きっかけ格差(機会格差)

先週、日向市の商店会連合会の会合に参加させていただきました。

そこで、会長が仰ったのは、商店会の社会貢献でした。

商売ですから、損得も大切でしょうが、地域とともにある商店会では、人とのつながりを大切にされていることが木浦会長のお話から伝わってきました。

ところで、都市部と日向市の違いは、様々な機会の格差ではないでしょうか?

便利な交通システム、文化・スポーツなどの多様なイベント、ビルや橋の巨大インフラ そこで働く人など

都市部で目にする社会現象は、圧倒的な情報量で考える機会を生み出します。

文字を保存すると、(KB)キロバイト

音を保存すると、(MB)メガバイト (1MB=1000KB)

写真を保存すると、(GB)ギガバイト(1GB=1000MG)

映像を保存すると、(TB)テラバイト(1TB=1000GB)

情報量は、なんと1000倍ずつ

都市部で目にする様々な情報量に、ため息が出そうです。


では、地方には考える機会はないのか、きっかけはないのか


私は十分あるとあると思います。

前述の商店会の皆様のように、子供たちの手の届くところに、協力者がいるからです。

協力者は、翻訳者でもあります。

さまざまな事象を子供たちの反応を見ながら翻訳して、考えるきっかけを与えてくれます。

そういう意味では「きっかけ格差」は十分乗り切れるはずです。


今回のお話はここで終わります。

次回をお楽しみに。

前回はこちら


節分

昔、両親に「誰にも見られないように悪いことをしても、天が見てるよ。」 とよく脅されていました。 「天」とは、一体何かは分かりませんが、何でもお見通しらしいので、何となく怖い存在でした。 千と千尋の神隠しではありませんが、多神教である日本には多くの神が共存します。 北島三郎の「祭り...