中学校で英単語を覚えるときに、厄介なのが月の名前です。
April(4月)は、エイプリルフールが4月1日ですから、割とすぐに思い出しますし、
June(6月)も、ジューンブライド(6月の花嫁)で何となく行けそう。
しかし、berがつく、9月や10月や11,12月は混同してしまいます。
なぜなら、本来のラテン語の意味からずれているからです。
September(9月)のSeptはセブンの7
October(10月)のOctは、オクトバスのタコからも分かるように8
November(11月)のnovemは、nine(ナイン)も連想させますから9
December(12月)のdecは、デシリットルとからも連想されように10
となると、全部本来の意味から2つずれています。
古代ローマの政治家ジュリアスシーザーと皇帝アウグストゥスが自分の誕生月を
July(7月) ジュリアスシーザーのジュライ
August(8月) アウグストゥスのオーガスト
としたからなのです。
おかげで、日本の中学生は訳も分からず丸暗記をさせられて大変です。
ただ、いったんこういう由来を聞くと、書けなくても、読んだ時に、どの月か分かりますよね。
丸暗記をしようが、由来を聞こうが、覚えれば一緒ですが、記憶として刻むには、しっかり考えることが大切です。
小学生も中学生も冬休みの宿題があるでしょうが、時間がある時だからこそ、語源や由来を調べると面白いかもしれません。
やらされる宿題ではなく、自分でこだわって何かを調べることをお勧めします。
今回はここまでにします。
次回をお楽しみに