トム・クルーズの最新作「ミッションインポッシブル:ファイナルレコニング」が来月封切されます。
62歳の大スターは、今度はどんなアクションを披露してくれるのか
衰えて燃え尽きそうなスターダストの私には想像もつきません。
さて、映画館に行く時に「登場」、出る時に「下場」とは言いません。
「入場」か「入館」、「退場」か「退館」でしょう。
ところが、学校は、いまだに「登校」、「下校」
全ての学校が山の上にあるわけでもないのに
「登って」「下る」のが学校になっています。
もしかすると、「御上(おかみ)」の意識が、その言葉に含まれているのかもしれません。
役所の勤務が「登庁」「退庁」なのに対して
会社は「出社」「退社」ですからね。
しかし、開かれた学校、コミュニティスクールを目指す時代
学校に登ったり、下ったりするような精神的な段差があるとするならば、それは解消したいものです。
これから学校では、初めての懇談やPTAの総会など、行事も目白押しでしょう。
ですから、学校は「登ったり」「下ったり」せずに済む存在として、皆の知恵を出し合って人育てをする場所になってほしいものです。
なぜなら、大人の見えない意識や価値観は、隠れたカリキュラムとして、子どもたちに伝わってしまうからです。
春の満開の桜とともに、皆で花咲く春を始めましょう。
今回のお話はここで終わります。
次回をお楽しみに。