昨年度のことです。
ある研修会を依頼されましたが、台風接近が予想され、急遽、延期の依頼に変わりました。
ところが、台風は予想された時刻に日向市に到達しませんでした。
研修は可能だったのですが、それも後の祭り。
いつもながら、自然の前では人間は無力です。
ただ、今の時代は、ネットでつながっているのですから、わざわざ集まらなくても
ZOOMでの研修も可能です。
工夫次第で臨機応変に対応できるはずなのになあと思いました。
そういえば、コロナの時期は外出が制限されて対面での会議はなくなりました。
しかし、ZOOMを使って運営協議会などはできました。
この時、この仕組みはいいなあと思いました。
お母さんは何をしているのかなあと覗きに来る子供が画面の隅に時々現れて
「ちょっと待っててね」とお母さんがなだめると、画面からいなくなる。
子どもも「うちのお母さんは学校の先生たちと話をしていて頑張ってる。」と感じるのでしょう。
いろいろな会議では、「都合が悪くていけません。」が、今でも主流です。
しかし、過ぎ去ったコロナの時期にできたこのやり方は、これからも可能なはずだと思うのです。
もちろん、持っているディバイスやスキルも違うので、最初からスムーズにはいきません。
しかし、お年を召された方も、パソコンではなくスマホで参加できるようになるのです。
集まらない会議は、場所を選びませんから、いろんな可能性も期待できそうです。
PTAの会議でも、先生方の出張でも、現状のやり方を疑い、新しいやり方を試す価値は大いにあると思うのです。
新しい技術を上手に使うことは、子どもを支援する大人にとっても大切。
昔に戻るのは簡単ですが、我々大人が一歩前に進む姿を見せたいものです。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに