8月に入りました。
子ども達の夏休みの宿題は、どんな感じでしょうね。
昔の宮崎県には「夏休みの友」という共通の宿題がありました。
毎日の天気、1行日記、教科の復讐の他にも、習字や絵、読書感想文に自由研究など、ウンザリするほどの「悪友」でした。
今や天気などネットでいくらでも調べられるし、宿題の量も随分減り、課題も選択できるようになっていて、「悪友」は姿を消しました。
しかも、2学期始めの登校日に角を立てて宿題忘れを咎める先生もいません。
おかげで、夏休み最終日に真っ青になる必要はなくなりました。
ずいぶん楽になったものです。
もともと夏休みの宿題をしようが、しまいが実力に大きな差がつくとは思えません。
やらされ感の中では、時間の浪費になることもあるでしょう。
2学期最初に集まってくる絵や習字を見ると
「何とか仕上げたんだろうなあ。ご苦労様」
と思うことが度々でしたから。
ただ、キャリア教育の視点から考えると、
設定された目標や期限までにどんなスケジュールを組むのか
スケジュール通りにいきそうにないときは誰に助けてもらうか
といった自己管理を試されるのが夏休みだと言えます。
先生なしで、長期のスケジュールを管理する力を鍛えるには絶好な機会です。
(私は、先行逃げ切りで臨んで、いつも最後に撃沈のウサギ型でした・・・)
勉強を進めるには
①目標を立てる
②習慣化する
③チームで取り組む
が大切です。
人間は弱いもの
子ども達にはこれらの仕組みを助言し、夏休みの友(人間)と取り組ませたいものです。
今回のお話はこれで終わります。
次回をお楽しみに